更新日:2016年6月2日.全記事数:3,136件.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

記事

リピディル錠53.3mgをフェノフィブラートカプセル67mgに変更可能か?


スポンサードリンク

リピディルのジェネリック

知らなかったのですが、リピディル錠にもジェネリックがあるらしい。
フェノフィブラートカプセル67mg、100mg「KTB」。
量が違いますね。変更調剤しても良いのでしょうか?

フェノフィブラートカプセル67mg、100mg「KTB」
Q1:先発品の錠剤から寿のカプセルへ処方変更することは可能ですか?
A1:処方変更可能です。
   フェノフィブラートカプセルは「診療報酬において加算等の算定対象となる後発医薬品」になりますので、
   後発品調剤加算が付きます。

Q2:リピディル錠53.3mg(又は80mg)と寿のフェノフィブラートカプセル67mg(又は100mg)「KTB」は同等ですか?
A2:同等性が担保されています。よくあるご質問

リピディル錠53.3mgとフェノフィブラートカプセル67mgは同等らしい。
同等と言われても、なんだか解せない。
やはり成分量が異なると、自信をもって「同じです」とは言い難くなる。

患者の理解を得ることもなかなか難しい気がする。

リピディルカプセルとリピディル錠

2011年12月19日に、リピディル錠53.3mg・錠80mgが発売になりました。
リピディル錠は、従来のリピディルカプセルに比べフェノフィブラートの吸収を高めた製剤です。

リピディル錠は、フェノフィブラートを広い表面積を有する担体の表面に細かく分散させた、固体分散体となっています。
固体分散体としたことにより、リピディルカプセルのフェノフィブラートよりも細かい粒子が溶解するため、溶出性の向上および吸収性が改善しました。

リピディル錠はリピディルカプセルの4/5の用量で同等な血中濃度が得られました。

リピディルカプセルは100mgと67mgという規格がありました。

リピディル錠はその4/5で80mgと53.3mg。

インタビューフォームによると、

海外では、1975 年にカプセル製剤がフランスで発売され、続いてスイス、ドイツ、イタリア、 イギリス、カナダ、アメリカ等で発売された。 その後フルニエ社は、従来の製剤の 3 分の 2 の用量で生物学的に同等で、かつ小型化され服用 しやすくなった微粉化フェノフィブラートカプセル製剤と、フェノフィブラートの用量を低減した錠剤の開発に成功している。

と書かれているので、初めのカプセル剤は150mgと100mgだったんだろうと思われる。
微粉化カプセル剤からしか知りませんでした。
つまり100mg→67mg→53.3mgという変遷を辿ってきたのだな。
薬に歴史ありです。

スポンサードリンク

コメントを書く

カテゴリ

プロフィール

IMG_0670
名前:yakuzaic
職業:管理薬剤師
出身大学:ケツメイシと同じ
勤務地:さくらんぼ県
好きな言葉:「三流の自覚持って社会人失格の自覚持ってプロの仕事しましょう」
follow us in feedly

人気の記事

最新の記事

資料

検索

にほんブログ村 病気ブログ 薬・薬剤師へ

スポンサードリンク