更新日:2015年10月22日.全記事数:3,117件.

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医者にはなりたくない?勤務医の過酷な労働環境


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週63時間勤務

勤務医の労働 全国平均上回る週63時間…山形 医療ニュース yomiDr.-ヨミドクター(読売新聞)

 山形県内の病院で働く医師の勤務時間は週平均63・5時間で、全国平均を7・6時間上回っていることが、県などの調査で分かった。

 病院勤務医の長時間労働の実態が、全県レベルで明らかになるのは初めて。調査をまとめた山形大の村上正泰教授(医療政策学)は「勤務医が過重な労働を強いられている。県全体で医療の提供体制を検討する必要がある」と指摘している。

 調査は、医師の長時間勤務の実態を把握するため、県と、県内の医療機関でつくる「山形大学蔵王協議会」が共同で実施した。昨年9月、山形大病院を除く県内の84病院を通じて勤務医にアンケート用紙を配布。対象医師約1200人のうち、431人から回答を得た。

 勤務時間の調査は、同年10月1~7日の1週間が対象。平均63・5時間の内訳は、外来や手術などの「診療時間」が43・6時間、会議や研究、文書作成といった「診療関連業務」が10・6時間、宿直も含めた「待機・休憩」が9・4時間だった。2010年に厚生労働省が実施した全国調査の平均は週平均55・9時間。

 病院の種類別では、中核的な役割を果たす10の「基幹病院」は66・7時間、自治体などの「公的病院」は58・8時間、民間の「私的病院」は60・7時間。さらに年齢別で見ると、基幹病院の20歳代は80時間台が18%、90時間以上も15%に上るなど、大病院の若手医師に負担が集中している。

 医師の負担が大きい宿直の回数をみると、基幹病院では9割以上が1か月当たり4回以下だった。公的病院では、50、60歳代でも、4割前後が月5~8回の宿直に入っていた。私的病院では、60歳代を中心に9回以上という回答もあった。

 勤務状況に対する負担感については、「かなり過重」15%、「少し過重」41%と、全体の半数以上が負担の重さを訴えている。

 実際、3割以上が「現在の勤務先を辞めようと思ったことがある、辞める予定である」と回答。理由(複数回答)として、「休みが取れない」(33・3%)、「雑務が多い」(32・5%)、「所属する科の医師不足」(30・2%)、「やりたい診療ができない」(23・8%)などを挙げた。

 また、教育・研究の時間が含まれるため単純比較はできないが、同時期に長時間勤務の実態調査を行った山形大病院は、1週間の勤務時間は平均68・6時間だった。

 今回の調査結果について、村上教授は「基幹病院は医師不足の診療科で過重労働があり、公的・私的病院では全体の医師数不足から当直回数が多くなり、精神的、身体的負担がもたらされている」と分析。「一部の医師に大きな負担がかかる構造を改めることが必要だ」と提言している。

(2012年11月2日 読売新聞)

週63時間勤務ですか。

1週間を6日としても、1日10時間以上。

病院はブラック企業ですか。

超過労働で現場疲弊

超過労働で現場疲弊/県内医師不足の現状 香川のニュース 四国新聞社

 勤務医の不足や超過労働が指摘されて久しい。医師不足の解消に向けて厚労省が今年初めて実施した「必要医師数実態調査」では、香川県内も全国同様に医師不足が目立ち、診療科や地域による偏在が浮かび上がった。実際の医療現場で働く医師の現状を探った。
36時間も常態化
 「朝から働いて、帰るのが次の日の夕方を過ぎることも結構あります」。県内で最も多く急患を受け入れる県立中央病院救命救急センターの佐々木和浩部長(42)は専門の整形外科と救急部を兼務して7年がたつ。
 急患は1日平均40人に上るが、救急専属の医師はいない。36時間以上の勤務が常態化している上、重症患者を持てば休日もないのが実態だ。
 調査によると、県内で最も医師の増加が必要とされる診療科は救急科。年間約3万9千人が救急搬送されているにもかかわらず、救急専門医は18人ほど。19ある第2次救急医療機関のほとんどは佐々木医師のような他診療科との兼務体制で成り立っているという。
 産婦人科でも不足は顕著だ。現在医師8人で年間600人の分娩(ぶんべん)や、手術を行う香川大医学部付属病院周産期科女性診療科の秦利之教授(57)は医局員の疲弊を訴える。今夏には体調不良で1人辞め、来春にはさらに2人が離れるといい、環境は厳しさを増すばかり。
 産婦人科医を志望する研修医は少なく高齢化が進み、現在県内の産婦人科医の約60%が50歳以上。「現場の努力も限界に近い。若手医師が育たないことには技術も伝わらない」。ハイリスク分娩の大半に対応する同病院だけに、ここでの医師不足が県内の産婦人科医療へ与える影響は大きい。
都市志向で偏在
 医師不足の状況は地域によっても異なる。調査では、小豆と三豊での必要医師数が高い値を示した。
 小豆地区で最多の病床を持つ内海病院ではここ2年間、新しい研修医が入っていない。住宅整備など確保に取り組むが、「高松などからの通勤が難しい島はやはり不利」。島外からの通勤制を検討したいというが、急患対応を考えると容易ではない。
 三豊・観音寺地区をカバーする三豊総合病院は現在の1・2倍程度の医師が必要という。「高松に比べると田舎で集まりにくい。来春には救命救急センターも開設されるので確保を急ぎたい」とするが、医師の都市志向や開業医志向が強まる中、対策に苦慮しているのが現状だ。
住民の協力必要
 医師の多忙は医師不足に大きくかかわる問題だが、県内の救急搬送数のうち軽症者は約4割に上り、多忙を招く一因となっている。
 高松中心部にある高松赤十字病院小児科にも軽症の急患が見られるが、大原克明部長(62)は「親の心配も分かるので、重症患者への影響を考えながらできる限り診療している」と医師としての責任と厳しい勤務体制の間で悩んでいる。
 一方、医師を育成する香川大医学部付属病院救命救急センターの黒田泰弘センター長(50)は「学生は忙しくて負担の大きい診療科を敬遠しがち」と指摘。救急科もその一つだが「勤務のしんどさ以上に、人の命に携わる使命や医師の醍醐味(だいごみ)を伝えたい」と話す。
 県内の現医師数に対する求人数の倍率は四国で最も低い。とはいえ、県は「状況は深刻。対応策を早急に考えていきたい」と話している。

勤務医は大変ですね。

しかも救急科なんて勤務したくありませんね。

小児科の急患なんてほとんど大したことないことが多そう。

ただ、親が一人で見てたりするとパニックになるのもわかりますが。

産婦人科は、夜中の対応が求められるのも仕方ないですね。

「勤務のしんどさ以上に、人の命に携わる使命や医師の醍醐味を伝えたい」

綺麗事で人は動かない。

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