更新日:2015年11月17日.全記事数:3,137件.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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抗血小板薬の併用はアリか?


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抗血小板薬の併用

バイアスピリンとパナルジンの併用とか、バイアスピリンとプラビックスの併用とか、見かけることは多い。

抗血小板薬同士の併用はどこまで認められているのだろうか。

パナルジンとプラビックスの併用とか来たら、疑義照会だろうけど。

抗血小板薬の併用は有用か

併用療法ですが、脳神経外科では、頸動脈狭窄症で発症後早期の再発が多いため2剤併用する人もいます。
しかし、抗血小板薬の併用は出血のリスクを上げる可能性があるため、安易に勧められるものではないことも事実です。

アスピリンとペルサンチンLの併用療法が海外でエビデンスあるみたいな話ですが、日本でペルサンチンを脳梗塞の再発予防には使えないし。

その他エパデールとか、オパルモンとか抗血小板作用のある薬が併用されたりするけれども、禁忌の組み合わせってのはとりあえず無いので、出血傾向に注意しつつ見守る必要があるのかな。

DAPT療法

病診連携勉強会|名古屋セントラル病院

近年、冠動脈、頸動脈、下肢動脈の狭窄に対するインターベンション治療が盛んになっており、血栓閉塞の予防のため、抗血小板療法は必須となっております。心、脳血管障害発生後、アスピリンを中心とした抗血小板療法により、非致死性心筋梗塞、非致死性脳梗塞と血管障害死亡の発生を約25%減することができます。アスピリンの服薬中止は、継続投与に比べて脳梗塞発症リスクが3倍高くなる報告もあります。
 また、冠動脈における薬剤溶出型ステント(DES)の出現により、ステント再狭窄は従来型のステント(BMS)に比べ、格段になくなりました。しかし、薬剤溶出型ステント部は内皮の被覆が遅延しており、遅発性ステント血栓症の発症がBMSに比べ、多くなります。冠動脈ステント留置後の抗血小薬は2剤併用(DAPT)(アスピリン+チエノピリジン製剤)が基本であり、アスピリンは無期限の投与が勧められています。DESを留置した患者では、DAPTが12か月(最短3か月)必要ですが、BMSでは最短で1か月必要です。
 非心臓手術前のPCIにおけるガイドラインにて、術中、術後の出血の危険性が高い待機手術は、DES留置後は12か月、BMS留置後は最低でも1か月は延期することが望ましいとなります。DES留置症例がチエノピリジン製剤を中止しなくてはならない場合でも、アスピリンは継続すべきであり、術後、可及的早期にチエノピリジン製剤を再開しなくてはなりません。やむなく抗血小板薬を中止せざるを得ない場合は、ヘパリン投与しますが、ステント血栓症を予防するエビデンスはありません。

デュアル抗血小板療法と言うらしい。

アスピリン+パナルジン。
又はアスピリン+プラビックス。

日本人は念には念を入れるのが好きです。

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