更新日:2016年4月9日.全記事数:3,136件.

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プロペシアで前立腺癌予防?


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5α還元酵素阻害薬、前立腺がん発症を予防、生存は改善せず

5α還元酵素阻害薬で前立腺がんの発症が予防ができるらしい。

 フィナステリド(Proscar、国内未承認)の予防投与は、前立腺がんの発症率を長期的に抑制するが、生存率は改善しないことが、米国テキサス大学サンアントニオ健康科学センターのIan M Thompson氏らが実施した「前立腺がん予防試験(PCPT)」の長期追跡の結果により示され、NEJM誌2013年8月15日号で報告された。フィナステリドは、テストステロンをジヒドロテストステロンに変換する2型5α還元酵素を阻害することで前立腺がんの発症を抑制すると考えられている。すでにPCPTでは、本薬により前立腺がんのリスクが24.8%低下するが、高悪性度病変のリスクは26.9%上昇することが確認され、2003年、同誌で報告されている。5α還元酵素阻害薬、前立腺がん発症を予防、生存は改善せず/NEJM CareNet.com

フィナステリドはプロペシア。プロペシアは脱毛症の薬。
5α還元酵素阻害薬はほかに、アボルブがありますが、適応は前立腺肥大症のみ。

前立腺がんの発症を予防するけど、生存は改善せず。
発症を予防するけど、生存率は改善しないって、なんだか腑に落ちない。

まあ、前立腺がんの予防目的で5α還元酵素阻害薬を使うようなことはしないほうが良いということらしい。

前立腺がん患者は薄毛?

男性ホルモンが強い人は、ハゲやすい。
男性ホルモンが強い人は、前立腺がんになりやすい。

自分も薄くなりつつあるので、前立腺がんにも気を付けたほうがいいのだろうか。

 前立腺がんを発症した男性が、20歳の頃に薄毛だった割合は、前立腺がんを発症しなかった男性の約2倍あることが、フランスの研究チームの調査でわかった。前立腺がん、薄毛と関連?…男性ホルモン影響か 科学 YOMIURI ONLINE(読売新聞)

男性ホルモンが強い人は、ハゲやすいし、前立腺がんにもなりやすい。
踏んだり蹴ったりですね。

その分子宝にも恵まれるといいですが。
禿げたら、前立腺がんの予防のためにもプロペシアを飲んだほうが良いのかもしれませんね。

アボルブと前立腺癌

アボルブ(デュタステリド)は男性8231人(日本人57人を含む)の使用例において、前立腺癌の発現率がプラセポ群 (0.5%)に比べて高かった(1.0%)との報告がある。

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