更新日:2017年1月27日.全記事数:3,136件.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

記事

Ca拮抗薬とイトリゾールは併用禁忌?


スポンサードリンク

イトリゾールとCYP3A4

グレープフルーツジュースとCa拮抗薬の相互作用は有名です。

グレープフルーツジュースがCYP3A4の活性を阻害するので、Ca拮抗薬の代謝が阻害され、血中濃度が上昇する。

イトラコナゾールもCYP3A4の阻害作用がある薬として有名です。

なので、イトラコナゾールとCa拮抗薬の併用についても同じように注意が必要。

特に、イトリゾールと併用禁忌になっているCa拮抗薬は、アゼルニジピン(カルブロック、レザルタス)とニソルジピン(バイミカード)です。

これらの薬が処方された際には疑義照会が必要となります。
しかし、恐らく疑義照会をしたとしても他のCa拮抗薬、アムロジピンなどに変更となる可能性が高いです。

保険請求上や個別指導の上では、添付文書上併用禁忌となっていない薬への変更で、ミッション終了となりますが、患者が服用する上では、副作用のリスクが上昇する為、そこに対する注意喚起は重要です。

「降圧効果が強く出る恐れがあるので、体のふらつき、めまいなど、いつもと違う症状が出たら、血圧を測定してください」と伝える。
重篤な副作用のリスクがある薬剤については、注意深く初期症状の有無を観察すべきである。
また、高齢者や肝機能が低下した患者にCYPを阻害する薬剤が投与された場合には、副作用が起こりやすいので注意が必要である。

スポンサードリンク

コメントを書く

カテゴリ

プロフィール

IMG_0670
名前:yakuzaic
職業:管理薬剤師
出身大学:ケツメイシと同じ
勤務地:さくらんぼ県
好きな言葉:「三流の自覚持って社会人失格の自覚持ってプロの仕事しましょう」
follow us in feedly

人気の記事

最新の記事

資料

検索

にほんブログ村 病気ブログ 薬・薬剤師へ

スポンサードリンク