更新日:2015年10月22日.全記事数:3,117件.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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未熟児が増えている?


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新生児の体重減少の一途

日本では新生児の体重が減り続けているという。
生まれたばかりの赤ちゃんの体重が30年以上、減り続けている。

若い女性のスリム化や、少子化で初産の割合が増えたことが背景にある。
生まれた時の体重が少ないと、将来、生活習慣病になりやすいという研究がある。

厚労省の乳幼児身体発育調査の最新結果(2010年)によると、男児の出生時体重は平均2980グラムで10年前より61グラム少なく、女児は平均2910グラムで45グラム少なかった。最も体重が多かった1980年より、男女とも250グラム減った。

医療技術の進歩で、昔は死んでいたような未熟児でも、生き残らせることが出来るようになった為、ってことじゃないのかな。
高齢出産も増えて、未熟児自体が増えているんだろうけども。
現在は、未熟児とは言わずに「低出生体重児」って言うんですね。

若い女性のやせ願望も影響しているのでしょう。
医師側も妊娠中毒症を恐れるあまり、体重増加に対する指導を優先させてしまうのでしょう。

昔の人が言うように、妊娠したら二人分食べるくらいの勢いでいいのかも知れません。

小さく産んで大きく育てるのがいい?

子供を産むときによく「小さく産んで大きく育てるのがいい」と言われます。

確かに産むときは小さいほうが産みやすそうで、生まれてから大きく育ってくれたら、母親にとっては楽でしょう。

妊娠中毒症などの心配もされるので、妊婦の体重管理をうるさく言われるところもあるようです。
従来、国内では「小さく生んで大きく育てる」「妊娠中は、太らないのが理想」といった認識の下、体重増加を抑制する方向に指導されるケースが多かった。

しかし最近の若い女性は「やせ願望」が強く、妊娠時にあまり太らない人が多いようで、それが早産などのリスクを増やしているとも言われています。

成人病は胎児のときから始まっている?

生活習慣病は胎児期にその素因がつくられるという成人病胎児期発症説が唱えられ始めています。

すなわち、妊娠末期に母体が低栄養にさらされ、胎児が低体重で生まれると、BMIは高いランクで推移し、大人になってから肥満や糖尿病、高血圧、虚血性冠動脈疾患などの生活習慣病発症のリスクが高くなるという説です。

最初の提唱者であるBarkerにちなんでBarker仮説と呼ばれます。

未熟児は産科医療補償制度の対象外?

2009年1月1日から産科医療補償制度がスタートしました。
産科医療補償制度は、通常の妊娠、分娩にもかかわらず重度脳性麻痺が発症した赤ちゃんとその家族の経済的負担の速やかな補償などを目的に創設された制度です。

補償の対象となるのは、出生体重が2000g以上かつ在胎週数33週以上であり、身体障害者1・2級相当の重症児に限られます。
未熟児で生まれる子供ほど脳性まひになる危険性が高いのに、なぜ?と思います。

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