更新日:2015年10月22日.全記事数:3,169件.

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吐き気に抗精神病薬?


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ドパミンD2受容体と吐き気

セレネースやノバミンといった抗精神病薬がオピオイドによる吐き気に使われる。

吐き気を抑えるのはドパミンD2受容体遮断作用によるもの。
ナウゼリンやプリンペランの制吐作用もドパミンD2受容体遮断作用による。

となると、抗精神病薬全般に制吐作用はあるのかな。

セレネースと吐き気

抗精神病薬のセレネースを癌患者の吐き気に使うというケース。

セレネース(ハロペリドール)は、ドパミンD2受容体を遮断して制吐作用を示す。

適応外だが、癌患者の吐き気止めとしてよく使われる。

特に、抗癌剤やオピオイド導入時に起こる吐き気に使用されることが多いが、消化管蠕動の低下による吐き気や原因が特定できない吐き気にも、よく効くことが多い。

ただしセレネースは、眠気が強く出ることがあるため注意が必要。

また、副作用として薬剤性パーキンソニズムヤアカシジアなど錐体外路症状が出ることがある。

最初は1mgを睡眠前に服用するように指示され、症状が治まってくれば、頓用となる。

服用後1~2時間以内に効果が発現するので、早く楽になると患者さんから喜ばれることが多い。

参考書籍:日経DI2012.5

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