更新日:2015年10月22日.全記事数:3,191件.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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プロブレム名の付け方


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問題志向型

薬歴をSOAPで書いている薬局は多い。

プロブレムリストまで作成している薬局はどうだろう。
まだ少ないのかな。

てゆーか、個別指導対策としての薬歴記載をしているに過ぎない薬局が多いだろうし。
そういう自分もそのレベル。

POS(Problem Oriented System)とは?

SOAPはPOSを上手に活用するため記録方法にすぎないのです

POSのためのSOAP。

POSとは問題志向型システム。

患者さんにとっての問題って何だろう?
薬剤師が患者さんのために出来ることは何か?
それを常に考えることが大事。

患者さんに「何か問題はありますか?」って聞いて答えてくれたら簡単だけど。

株式会社EMシステムズ:Navity活用レッスン(第14回)

POSの手法で一般的に言われている「プロブレム名」の付け方は、基本的に

「原因+問題点」

というルールとなっています。例えば前述の例の場合では、「原因」が無いので、それをはっきりさせる必要があります。前述の例のノンコンプライアンスの原因が、患者様が服用の目的を理解しきれていなかった、と仮定して、原因まで書くと次のような感じになります。

「服用意義の理解不足による降圧薬のノンコンプライアンス」

他にもこんな例が考えられます。
•NSAIDsの長期服用による胃炎
•がんの疼痛コントロール不良によるQOLの低下
•知人の副作用経験による、薬品の副作用への不安

問題点は、現在起きている問題点はもちろんのこと、リスクの高いものや可能性のあるもの、さらに状況をよくしたいものなども含まれます。こういった場合はそれぞれ、「…のハイリスク」「…の可能性」「…の強化」などとつけることがあります。

具体的な例としては次のようなものが考えられます。

•インスリン注射手技の理解不足による効果低減および副作用のハイリスク
•ケトプロフェン貼付剤による光線過敏症発症の可能性
•腰痛の改善に向けたリハビリ知識の強化

ただ、あまりにこれらのルールにとらわれすぎて分かりづらい表現になると元も子もありませんので、薬局内の職員や他の医療従事者などが見てわかるものであれば問題ないのではないでしょうか。

問題って何かなあ、って考えるとやっぱり副作用だと思う。

プロブレムリストの例としては、
副作用に関する問題点
相互作用に関する問題点
ノンコンプライアンスに関する問題点
とか

相互作用とか、妊婦とか、アレルギーとか、そういったものは基本的なもので、毎回注意する必要性もないし。

副作用だと毎回違ったニュアンスで書けるし。

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名前:yakuzaic
職業:管理薬剤師
出身大学:ケツメイシと同じ
勤務地:さくらんぼ県
好きな言葉:「三流の自覚持って社会人失格の自覚持ってプロの仕事しましょう」「時間は有限、努力は無限」
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