更新日:2016年10月23日.全記事数:3,136件.

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糖尿病患者は癌になりやすい?


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糖尿病の人、がんのリスク1・2倍に

糖尿病患者は、がんになるリスクが健常人の1.2倍だという。

糖尿病の患者は、がんになるリスクが1・2倍になることが、日本糖尿病学会と日本癌(がん)学会による研究でわかった。肝臓がんや膵臓(すいぞう)がんは2倍程度だった。糖尿病患者は国内に約900万人いるとみられ、両学会は14日に会見を開き、バランスのよい食事や運動、禁煙・節酒で糖尿病とがんの両方を防ぐことが重要と訴えた。

 両学会・合同委員会の津金昌一郎・国立がん研究センターがん予防・検診研究センター長らが解析した。35歳以上の男性15万5千人、女性18万1千人を平均10年間、追跡すると、男性約2万人、女性約1万3千人が、がんになった。

 この人たちを対象に、糖尿病の人が、がんになるリスクを糖尿病でない人と比べると、がん全体では20%高くなっていた。肝臓がんは約2倍、膵臓がんが約1・9倍、大腸がんは1・4倍だった。子宮内膜や膀胱(ぼうこう)がんのリスクも上昇する傾向がみられた。一方、乳がんや前立腺がんとの関連はみられなかった。糖尿病の人、がんのリスク1・2倍に 肝臓がんは2倍 – ニュース – アピタル(医療・健康)

糖尿病の合併症といえば、網膜症、腎症、末梢神経障害ですが、これに癌も含めましょうか。
糖尿病に関連のある臓器といえば、膵臓ですが、膵臓がん以外の癌でもリスクが増えている。

高血糖状態が、各臓器に悪影響を及ぼしていると考えられる。

「高血糖による細胞障害、遺伝子変異に対する修復機構の乱れが、がんに罹患するリスクを高めているはず。言い換えると、血糖コントロールが不良な状況が長い患者は、がんリスクが高いことになり、がんを予防するという観点からも糖尿病患者には血糖コントロールを厳格に行う重要性を説くべきだ」糖尿病薬ががんの再発を予防する?:日経メディカル オンライン

膵臓がん

膵臓は、胃の後ろにある約100gの小さな臓器である。

この膵臓に発生する膵癌は、予後が非常に悪い癌として一般に知られている。

その原因は、①胃や十二指腸、小腸、大腸、肝臓など様々な臓器に膵臓が囲まれているため発見しにくい、②腫瘍が小さくてもリンパ節や肝臓に転移したり腹膜播種を起こしやすい、③早期には特徴的な症状が出にくい、などが挙げられる。

このため多くの場合、膵癌が見つかった時点では、既に病期が進行してしまっている。

膵癌の治療

膵癌の治療法には外科療法、放射線療法、化学療法などがある。

腫瘍が小さく、血管や後腹膜への浸潤が少ない場合は手術での切除が望めるが、そのような患者は少数にすぎない。

化学療法は、手術が適応とならない膵癌患者や、術後患者などに行われる。

ゲムシタビン塩酸塩(ジェムザール)の場合、週1回、3週にわたって投与し、4週目は休薬するというサイクルを繰り返す。

投与は、病態が明らかに進行するまで継続される。

ただし、化学療法の効果は症状緩和や生存期間の延長など、限定的なのが現状である。

参考書籍:日経DI2012.11

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