更新日:2015年10月22日.全記事数:3,191件.

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タンナルビンは渋い?


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タンニンの渋味

タンニンといえば渋味の成分。

お茶とか柿とかに含まれる。

タンニンは口に入れると強い渋味を感じさせる。これはタンニンが、舌や口腔粘膜のタンパク質と結合して変性させることによると言われている。このようなタンニンによる粘膜の変性作用のことを「収れん作用」と呼ぶ。渋味は厳密には味覚の一種というよりも、このタンパク変性によって生じる痛みや触覚に近い感覚だと言われており、このため渋味のことを収れん味と呼ぶこともある。

タンニンが渋味を感じさせるためにはそのタンニンの水溶性が高く唾液に溶けることが必要である。逆に、縮合タンニンの重合度が増したことなどによって不溶化すると渋味を感じさせなくなる。渋柿を甘くするために干し柿にするのは、この効果を狙ってのことである。

タンニンの収れん作用は粘膜からの分泌を抑える働きがあるので、内服することによって止瀉作用や整腸作用があらわれる。このためタンニンを含む植物には薬用植物として用いられるものが多い。タンニン – Wikipedia

タンニンといえばタンニン酸アルブミン、俗にいうタンナルビン。

じゃあタンナルビンは渋いのかな。そんな話聞いたこと無い。

●タンニン酸ベルベリン
腸内でベルベリンとタンニン酸に分解され、その部位での殺菌作用とタンニン酸の収れん防腐作用が発揮される。下痢症に用いる。
●タンニン酸アルブミン
水に溶解しない為、口腔、胃では、タンニン酸の収れん作用は現れず、腸管内で膵液によって徐々に分解され、タンニン酸を遊離し、全腸管に渡って緩和な収斂作用をしめす。胃腸障害を起こし難い。
●塩化酸ベルベリン
腸内腐敗発酵抑制作用、腸のぜん動運動抑制弛緩作用。
●ゲンノショウコ
タンニン、没食子酸を含み、止瀉、整腸に効果があります。
ゲンノショウコは、飲み過ぎても便秘になることが少ない優れた健胃整腸剤で、日本の代表的な民間薬の一つです。
ゲンノショウコのタンニンは、他の植物のタンニンと比べて、渋みが少なく飲みやすいので、慢性の下痢に対して用いられる事が多い。下痢止め薬に含まれる成分

そもそもタンパク質とくっついた状態だから、舌や口腔粘膜の蛋白質とくっつくこともなく、渋味も感じないわけか。

タンナルビンは飲みにくい

タンナルビンは上記のとおり水に溶けない。

粉っぽくてむせる。

飲ませるのに苦労する。
苦労してまで飲ませる必要のある薬とも思えない。

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