2018年10月17日更新.3,349記事.5,698,953文字.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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パキシル1日2回?

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パキシルの用法

パキシルCR錠ってのも出たので、
「パキシルが1日2回でパキシルCRが1日1回だったっけ?」
と、精神科の処方をあまり受け取らない私は勘違いしがちなのでおさらい。

パキシル錠の用法は1日1回夕食後。
眠気の副作用の発現率が高いため。
でも、1日2回、という用法も多く見かける。

パキシルの半減期は15時間とされており、1日1回服用でよい。眠さが出るため夕方に処方されることが多くなっている。もちろん、眠さがない人なら1日2回処方も可能である。パキシル|kyupinの日記 気が向けば更新 (精神科医のブログ)

そして今日も疑義照会する。したことにする。

精神科の処方はオリジナリティーにあふれている。
精神科には限らないかも知れないが、1日1回の薬を1日2回に分けてみたり、といった工夫はよくあること。

しかし、そういった工夫は保険請求上認められない。
精神科系の薬は1日の服用回数を覚えて、疑義照会をかける必要がある。少量なら良いんじゃないかと思ったりもしますが。

医薬品名用法
パキシル1日1回夕食後
ルボックス/デプロメール1日2回
ジプレキサ1日1回
ジェイゾロフト1日1回

そのうちパキシルCRの1日2回ってのも出てくるんじゃないか。

パキシル

・抗不安作用を併せ持つ。
・比較的強力。
・中断症候群に注意。
・パロキセチン(パキシル)はうつ病のみならずパニック障害にも効果的で比較的強力だが、漸減や中止過程において離脱症状が起きやすい。
1日1回投与が原則である。
成人ではうつ病・うつ状態に対して、10~20mg/日から開始し、維持用量としては20~40mg/日を使用する。
増量する場合は原則として1週ごとに10mg/日ずつ増量するとよい。
セロトニントランスポーターの阻害作用・親和性が最も高いSSRIで、抗うつ作用と抗不安作用を併せもち、幅広く使用されている。
肝代謝酵素であるCYP2D6を阻害するため、この酵素で代謝される薬剤と併用する場合には注意を要する。
また、退薬症状が出現しやすいため、投与中止の際はできるだけゆっくり漸減する。

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