更新日:2015年10月22日.全記事数:3,117件.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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眠気が強いほうがよく効く?


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抗ヒスタミン薬の眠気と効果の強さ

 特定非営利活動法人(NPO)の皮膚の健康研究機構は9月28日、鎮静性抗ヒスタミン薬のd-クロルフェニラミン(ポララミンほか)、ケトチフェン(ザジテンほか)と非鎮静性抗ヒスタミン薬のベポタスチン(タリオン)を使った比較試験で、抗ヒスタミン薬で生じる眠気と効果の強さは相関しないという研究結果を発表した。同機構の理事を務める東京女子医大皮膚科教授の川島眞氏は「一部の医師や薬剤師、患者には眠気が強いほど痒みなどを抑える効果も強いという誤解があったが、今回の調査で眠気の発現と薬の効果の強さには相関がないことを証明できた」と話した。抗ヒスタミン薬の眠気と効果の強さに相関なし:日経メディカル オンライン

この一つの試験で結論づけるのはどうかとも思うけど。

こういうことらしい。

しかし、痒みで眠れないという患者には、眠気が強いほうが効果的なこともありそう。

抗ヒスタミン薬はどれが一番効くか?

抗ヒスタミン剤は数多くあるが、その奏効率は二重盲検試験からいずれも60~70%程度である。

第2世代の抗ヒスタミン剤は連用するほど効果が上がるので、2週間程度内服してもらい、最初の処方で効果がなければ他の薬剤に切り替えることが重要である。
また効果のあった薬は、次のシーズンに向けて患者に記憶しておいてもらうとよい。
次年度も花粉飛散量が同じであれば、同等の効果が期待できるからだ。
ただし、花粉が大量飛散した場合には、抗ヒスタミン剤単独では効果が期待できないので、局所ステロイド剤などを併用する。

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