更新日:2017年8月12日.全記事数:3,124件.

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胃薬で血圧上昇?


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胃薬とナトリウム

食塩は塩化ナトリウム。

血圧上昇の原因はナトリウム。

胃薬にもこのナトリウムが含有されているものがある。

胃薬に含まれているナトリウムは、炭酸水素ナトリウム。いわゆる重曹。

市販の胃腸薬や医療用健胃消化薬などには、炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)が比較的多く含まれる薬剤が存在する。

こうした薬剤に含まれるナトリウムが、食塩で摂取した場合にどれくらいの量に相当するか(食塩換算量)は、NaClの分子量58.5、NaHCO3の分子量84より、(炭酸水素ナトリウム量g×0.7=食塩相当量g)の式で計算できる。

食塩とナトリウム

食品に含まれる食塩量については、わが国では食品の栄養成分表示がナトリウム量(単位はmg)で表されている。

食品に含まれる食塩量は、Naの原子量58.5から、(ナトリウム量g×2.5=食塩相当量g)の式で計算できる。

ナトリウム量520mgに相当する食塩量は1.3gとなる。

高血圧など食塩制限が必要な患者に対しては、「栄養成分表示のナトリウム量を2.5倍にすると、およその食塩量になる」ことを説明しておくといいだろう。

食塩換算量
炭酸水素ナトリウム3.0~5.0g=食塩2.1~3.5g
ビアサン1日分=炭酸ナトリウム2.8~3.8g=食塩2.0~2.7g
つくしAM散1日分=炭酸ナトリウム1.4~1.8g=食塩1.0~1.3g
S・M配合散1日分=炭酸ナトリウム0.9g=食塩0.6g
太田胃散1日分=炭酸ナトリウム1.9g=食塩1.3g
新キャベジンコーワS1日分=炭酸ナトリウム0.9g=食塩0.6g

参考書籍:日経DI2012.8

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