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レセルピンが蕁麻疹に効く?
公開. 投稿者:高血圧.この記事は約1分54秒で読めます.
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レセルピンと蕁麻疹
アポプロン(レセルピン)が蕁麻疹に使われることがあるらしい。
一方でこの薬の強力な作用を活かして、適応外ではあるが、抗ヒスタミン薬やステロイドでも改善しない蕁麻疹の重症例に対してレセルピンを追加すると効果が上がるケースがあるという報告がある(肥満細胞内のセロトニンを枯渇させるためではないかと考えられている)。レセルピン – Wikipedia
肥満細胞内のセロトニンを枯渇させることで蕁麻疹に効く。
蕁麻疹とか痒みっていうと、ヒスタミン、って思ってしまいますが。
よくわかんないですね。
ちなみにアポプロンの適応症は、
○高血圧症(本態性)、高血圧症(腎性等)
○悪性高血圧(他の降圧剤と併用する)
○フェノチアジン系薬物の使用困難な統合失調症
高血圧と統合失調症。
静穏作用が働き過ぎると、うつ病になる。
副作用のことも考えると、よほど重症な蕁麻疹じゃないと使いたくないような。
でも患者さんの中には慢性蕁麻疹に悩まされている人もいる。ちょと使ってみたい。
レセルピンは末梢性交感神経抑制薬
昔ながらの処方のなかにレセルピンと利尿薬の合剤があり、高齢者高血圧患者でうつ病の原因となっていることがあり注意を要する。
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1 件のコメント
門前皮膚科から、蕁麻疹の患者さんにアポプロン散が処方されています!なるほど納得です。ありがとうございます。