更新日:2015年10月22日.全記事数:3,096件.今日の勉強

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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定期的な検査が必要な薬


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定期的な検査が必要な薬

医薬品名検査内容初期の観察期間
グルコバイ肝機能検査月1回(6か月間)
リピトール肝機能検査12週後までに1回
アスペノン肝機能検査2週に1回
アンカロン 眼科検査、胸部X線または胸部CT検査・肺機能検査、血液検査(肝機能、電解質、血球数など)、尿検査、甲状腺機能検査 投与前・1か月後・3か月後
グリベック 血液検査(血球数など)、肝機能検査血液検査は週1回(1か月間) 肝機能検査は月1回
レミケード胸部X線検査月1回(2か月間)
カバサール心エコー検査3~6か月後
プラビックス肝機能検査、血液検査(血球数など)2週に1回(2か月間)
アザルフィジンEN肝機能検査、血液検査(血球数など)2週に1回(3か月間)
メルカゾール血液検査(白血球分画を含む)2週に1回(2か月間)
パナルジン肝機能検査、血球算定(白血球分画を含む)2週に1回(2か月間)
ラミシール肝機能検査月1回(2か月間)
リマチル血液検査(血球数など)、尿検査月1回
リウマトレックス肝機能検査、腎機能検査、血液検査(血球数など)4週ごと
ザイボックス血液検査(血球数など) 週1回
ユリノーム肝機能検査定期的(6か月間)

メルカゾールと血液検査

チアマゾール(メルカゾール)が適正に使用されていなかった事例

 甲状腺機能亢進症のためチアマゾールを服用し,無顆粒球症を発症。投与開始以降,無顆粒球症が認められるまで約7週間血液検査が実施されていなかったため,適正な使用とは認められませんでした。
(添付文書の「警告」の項に,「重篤な無顆粒球症が主に投与開始後2ヶ月以内に発現し,死亡に至った症例も報告されている。少なくとも投与開始後2ヶ月間は,原則として2週に1回,それ以降も定期的に白血球分画を含めた血液検査を実施し,顆粒球の減少傾向等の異常が認められた場合には,直ちに投与を中止し,適切な処置を行うこと。また,一度投与を中止して投与を再開する場合にも同様に注意すること。」と記載されています。)http–www1.mhlw.go.jp-kinkyu-iyaku_j-iyaku_j-anzenseijyouhou-296-1.pdf

投与開始後2ヶ月間は,原則として2週に1回は血液検査を実施。

2週間以上処方されている場合は要注意です。

チウラジール、プロパジールには血液検査の記載はない。

ユリノームと肝機能検査

ベンズブロマロン(ユリノーム 他)が適正に使用されていなかった事例

 高尿酸血症のためベンズブロマロンを服用し,薬物性肝障害を発症。投与開始以降,肝障害が認められるまで約10 ヶ月間肝機能検査が実施されていなかったため,適正な使用とは認められませんでした。
(添付文書の「警告」の項に,「劇症肝炎等の重篤な肝障害が主に投与開始6ヶ月以内に発現し,死亡等の重篤な転帰に至る例も報告されているので,投与開始後少なくとも6ヶ月間は必ず,定期的に肝機能検査を行うこと。また,患者の状態を十分観察し,肝機能検査値の異常,黄疸が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。」と記載されています。)

投与開始後少なくとも6ヶ月間は必ず,定期的に肝機能検査を行うこと。

定期的ってどのくらいかな。

少なくとも受診ごとには実施しないとダメかな。月1くらいか。

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