更新日:2015年10月22日.全記事数:3,169件.

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エフピー錠はうつ病に効く?


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デプレニル

モノアミン酸化酵素阻害薬 – Wikipedia
「かつて日本国内では抗うつ薬として「デプレニル(錠)」の名でセレギリンが認可されていたことがある」

らしい。

セレギリン(商品名:エフピー錠)について

選択的MAO-B阻害薬(B型モノアミン酸化酵素阻害薬)で、はじめは抗うつ剤として合成され、デプレニールとよばれていました。しかしその抗うつ効果は期待されたほどではなく、パーキンソン病治療薬として使われるようになりました。

しかし、うつ病にエフピー錠を処方する精神科医はいないだろう。

神経内科でのリエゾンではエフ・ピーをチェックする|kyupinの日記 気が向けば更新 (精神科医のブログ)

エフ・ピーは抗パーキンソン薬であるが、MAO-B選択的阻害剤なので、ほとんどの抗うつ剤は併用できない。現在の日本で、ここまで抗うつ剤の処方を阻害する薬も珍しい。

エフピー錠使うと、他の抗うつ剤が使えなくなる。

MAO-B阻害薬

セレギリンは線条体シナプス間隙において、ドパミンを分解するモノアミンオキシダーゼBを阻害することにより、ドパミン量を増加させ効果を発揮する。

本剤は、ドパミン神経終末からのドパミン神経毒取り込み阻止作用や神経細胞保護作用によって、パーキンソン病の発症予防作用があるとする学説もあるが、ヒトでは証明されていない。

本剤は、最初は抗うつ薬として開発された。

運動合併症状としてのウェアリングオフの治療薬として開発された。

MAO-B阻害薬であるセレギリンは半減期も長く中枢神経に作用する。

最近では、セレギリンはレボドパ開始に併用すると運動合併症状の頻度が低くなることが報告されている。

さらに新しくゾニサミドが加わった。

ゾニサミド

ゾニサミドは、わが国で開発された抗てんかん薬で、10年以上の使用経験がある。

したがって安全性については十分な確証が存在する。

この薬剤が臨床的にPDに有効であることが報告された。

作用機序については、MAO-B阻害作用、チロシン水酸化酵素のmRNA発現レベルの増加、その蛋白の増加を介したドパミン合成促進作用が推定されている。

臨床的にはウェアリングオフと振戦に対し有効であることが示されている。

「トレリーフ」の商品名で25mg/日での効果が明らかになっている(てんかんでは、200~600mg/日)。

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