2018年11月15日更新.3,352記事.5,759,544文字.

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鼻炎も喘息も同じ病気?

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ワンエアウェイ、ワンディジーズ

空気は鼻・口から気道を通って肺に到達する。
この通り道の粘膜におけるアレルギー性炎症を1つの疾患とみる。

つまり、アレルギー性鼻炎もアレルギー性気管支喘息も同じ気道の疾患としてとらえ、診断・治療を行う概念。
アレルギー性鼻炎患者は健常人に比し、喘息へ3倍程度移行しやすいという報告がある。

また、鼻炎があるだけで、鼻炎のないアレルギー患者より喘息への移行率が高いという最近の報告は、アレルギー性鼻炎をアレルギーという枠を超えた、炎症性疾患としてとらえるべきことを示唆している。

鼻炎を単なる上気道の一部の炎症とみるのではなく、one airway one disease という概念でとらえる。
すなわちアレルギー性鼻炎は、末梢気道まで広がる炎症性疾患の初期の病態であると言えるため、診断・治療も1つの炎症性疾患への対応として考えるべきである。

参考書籍:ファーマトリビューン2010.1

アレルギー性鼻炎

ハウスダストやダニによる通年性アレルギー性鼻炎と、スギなどの花粉による季節性アレルギー性鼻炎(花粉症)に分けられる。

・くしゃみ発作、水様性鼻漏、鼻閉を三主徴とする。
・アレルギー性鼻炎では、発作性反復性のくしゃみ、水様性鼻漏(さらさらした水のような鼻汁が出ること)、鼻閉(鼻づまり)が三主徴となっている。
・通年性アレルギー性鼻炎では気管支喘息、花粉症ではアレルギー性結膜炎を合併することが多い。

【アレルギー性鼻炎と花粉症】
・アレルギー性鼻炎は通年性と季節性の2つに分類できる。通年性のものはハウスダスト、季節性のもの(花粉症)は花粉がアレルゲンの中心となっている。
・通年性と季節性では好発年齢と合併しやすい疾患が異なる。
・本州以南ではスギ、ヒノキ花粉症(春)が最多で、次いでキク科花粉症(秋)が多いが、北海道ではスギ花粉が飛散しないためシラカバ花粉によるものが多い。

・アレルギー性鼻炎はⅠ型アレルギーのメカニズムによって発症する。

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