2019年3月23日更新.3,398記事.5,981,411文字.

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トピナでやせる?

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トピナと体重減少

トピナの副作用として体重減少が高頻度で起こることが知られている。

この副作用を利用して、抗精神病薬による食欲亢進や体重増加を抑える目的で、ジプレキサなどと併用されることがある。

海外ではその有効性を支持する報告が相次いでいる。

ただ現時点では、日本では適応外であることを患者が理解し、服薬を望んだ場合に限って用いるべきである。

抗てんかん薬と体重減少

トピナの副作用で体重減少がある。

添付文書をみると、10%以上の頻度とのことで、かなり高い割合。
0.1~5%未満で体重増加という副作用もありますが。

体重減少を来すことがあるので、本剤投与中、特に長期投与時には、定期的に体重計測を実施するなど患者の状態を慎重に観察し、徴候が認められた場合には、適切な処置を行うこと。

という注意書きもある。

抗てんかん薬による体重減少 – てんかん情報室 – アピタル(医療・健康)

なぜ、トピラマートで体重が減るのか。
そのメカニズムはよくわかっていません。

トピラマートを服用すると食欲が低下することがあるのですが、これだけでは体重減少を説明することができません。
食欲低下がない患者さんでも体重が減ることがあるからです。
トピラマートの用量が少なくても、多くても、どちらでも体重減少は生じます。
薬用量が多すぎて体重が減るというわけでもない。
ホルモンの変化についても調査されていますが、まだ結論を出すレベルの研究はないようです。

小児にトピナは使用を控えた方がいいのかな。

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「空腹時服用」でない薬は?

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薬剤師

食後に投与すると吸収が増加して副作用が出やすくなったり、吸収が低下して効果が出にくくなる医薬品がある。下記に食後に投与しない「空腹時(食間)服用」医薬品を挙げたが、1つだけ異なるものがある。それはどれか。
A. パゾパニブ(ヴォトリエント):チロシンキナーゼ阻害剤
B. エルロチニブ(タルセバ):チロシンキナーゼ阻害剤
C. クアゼパム(ドラール):睡眠障害改善剤
D. リセドロン酸(ベネット・アクトネル):ビスフォスフォネート製剤
E. イコサペント酸エチル(エパデール):EPA製剤

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