2018年10月17日更新.3,349記事.5,698,953文字.

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メマリーとメジコンを併用しちゃダメ?

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メジコンはNMDA受容体拮抗薬?

メマリーの相互作用に、

NMDA受容体拮抗作用を有する薬剤  アマンタジン塩酸塩、デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物等
臨床症状・措置方法 相互に作用を増強させるおそれがある。
機序・危険因子 両薬剤ともNMDA受容体拮抗作用を有するため。

とある。

メマンチンは、AD患者の脳で過剰に遊離しているグルタミン酸の機能を抑える効果を持つ。

グルタミン酸が過剰に存在すると、NMDA受容体を介して神経細胞内にカルシウムイオンが流入し、神経細胞が傷害されることが分かっている。

メマンチンは、NMDA受容体の機能を調節し、神経細胞へのカルシウムイオンの過剰な流入を抑えることで神経細胞を保護し、ADの進行を抑制すると考えられている。

デキストロメトルファン臭化水素酸塩(メジコン)もNMDA受容体の機能調節作用を有するため、メマンチンの作用が増強する恐れがあり、併用注意となっている。

メジコンがアルツハイマーの興奮症状に効く?

咳止めの薬がアルツハイマーの興奮状態に効くかも知れないという話。

デキストロメトルファンを服用すると、アルツハイマー病の興奮や攻撃的になるといった症状をより抑えることができました。アルツハイマー病の興奮症状に咳止めの薬が有効か? – MEDLEYニュース

デキストロメトルファンのNMDA受容体拮抗作用によるものなのでしょうか。

しかし、アルツハイマーにメマリーを使っている患者さんにメジコンを使うと、NMDA受容体拮抗作用が増強され副作用として、めまいや頭痛が現れる可能性が高まるので併用には注意を要する。
アリセプトならアリかな。

メマリー

メマリーはNMDA受容体拮抗を作用機序とする中等度及び高度アルツハイマー型認知症治療剤である。
名前の由来:一般名であるメマンチンを尊重して“メマ”で始まる第一三共株式会社で保有している短い名前の中から選択した。

【メマリーの作用機序】
①神経細胞保護作用
メマリーは、NMDA受容体拮抗作用により細胞内への過剰なCa2+流入を抑制し、神経細胞を保護します。

②記憶・学習機能障害抑制作用
メマリーは、NMDA受容体拮抗作用によりシナプティックノイズを抑制します。
記憶を形成する一過性の高濃度のグルタミン酸が遊離されると、メマリーはNMDA受容体から速やかに解離するため、神経伝達シグナルが伝わり、記憶・学習機能障害を抑制します。

メジコンが痛みに効く?

NMDA受容体は興奮性神経伝達物質であるグルタミン酸の受容体サブタイプの1つ。
神経障害性疼痛の発生には、グルタミン酸によるNMDA受容体の活性化も関与している。

NMDA受容体拮抗薬には、ケタミン塩酸塩(ケタラール:全身麻酔薬)、デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物(メジコン:鎮咳薬)、イフェンプロジル酒石酸塩(セロクラールほか:脳循環・代謝改善薬)、メマンチン塩酸塩(メマリー:アルツハイマー型認知症治療薬)などがあるが、鎮痛補助薬としてはケタミンが用いられる場合が多い。

ケタミンは麻薬および向精神薬取締法に基づく「麻薬」に指定されており、国内では静注、筋注製剤が発売されている。

中枢性非麻薬性鎮咳薬

麻薬性薬剤と異なり、気道分泌や平滑筋への影響は少ない。

麻薬性薬剤と同様に咳中枢に働き、その興奮を抑制することにより鎮咳効果を期待する薬剤である。

中枢性鎮咳薬は一般に呼吸抑制的に働くが、呼吸促進作用を示す薬剤(コルドリン、ノレプタン)もある。

ペントキシベリンクエン酸塩には抗コリン佐用があり、緑内障や前立腺肥大症のある場合には用いない。

メジコンとMAO阻害薬の併用は禁忌である。

参考書籍:日経DI2011.7、ファーマトリビューン2011.8

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