2018年8月17日更新.3,304記事.5,456,307文字.

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ソフトはハードより安全?

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ソフトはハードより怖い

コンタクトレンズにはハードとソフトの2種類があり、ソフトコンタクトレンズ装用者が全体の約7割を占めている。

最近では1日使い捨てSCL、1週間連続装用使い捨てSCL、2週間頻回交換SCL、定期交換レンズ(1~6カ月)といった、いわゆる使い捨て系SCL(使い捨てタイプは1日および1週間連続装用のみ)が相次いで登場し、CL装用者の増加に拍車をかける要因となった。

日本コンタクトレンズ協議会の調査でCLによる眼障害の年間発症率をみると、ガス(酸素)透過性HCLが5.6%であったのに対し、1週間連続装用使い捨てSCL15.0%、従来型SCL11.1%、2週間頻回交換SCL9.6%と、SCLによる眼障害の頻度が高いことがわかる。

硬いHCLの場合、装用者は眼に違和感があるとすぐに気づいて外すため、眼障害が起きても重症化しにくい傾向にあります。

しかし、薄くて装用感が良いSCLには眼の違和感や痛みを和らげるバンデージ効果があり、かえってそれが仇となって眼障害に気づきにくく、違和感や痛みを感じた時には、すでに症状が悪化していることが多い。

ハードコンタクトレンズ

素材により酸素透過性と酸素非透過性がありますが、後者はすでに市販されていません。

レンズの素材が硬く、まばたきをするたびにレンズが少し動き、そのつど、レンズと角膜の間に溜まっている涙が新しい涙に置き変わり、それによってレンズに覆われている部分の角膜へ酸素や栄養が送り届けられます。

利点としては、
①角膜への酸素の供給量が多いこと。
②非吸水なので汚れにくく、手入れが簡単である。
③レンズが硬く、角膜とコンタクトレンズの間が涙液で満たされて角膜の歪みが補正されるため角膜乱視の矯正に優れる。

欠点としては、
①異物感があり、慣れるのに時間がかかる。
②ずれやすく、紛失しやすい。

ソフトコンタクトレンズ

ハードコンタクトレンズの装着感の悪さを改善するために登場したのがソフトコンタクトレンズです。

軟らかい素材で角膜全体をすっぽり覆い、眼の表面に固定されます。

涙の交換はあまり行われず、角膜に届く酸素は、ほぼレンズを透過する分だけに限られます。

吸水性があります。

利点として、
①ハードコンタクトレンズより、装着感がよい。
②ずれにくい(激しいスポーツでも可能)。

欠点として、
①レンズが大きく涙液の交換がしにくいので、酸素欠乏を起こしやすい。
②吸水性があるため、蛋白質が付着し汚れやすく、カビや細菌が繁殖して角膜に感染を起こすこともあるため、洗浄・消毒が必要量である(使い捨てタイプの場合は必要ない)。

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