2017年2月3日金曜更新.3,289記事.5,378,270文字.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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下剤は多めの水で飲む?

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下剤と水

下剤はいずれも十分な効果を得るために多めの水分とともに摂取されることが望ましいとされています。
特に膨張性下剤であるカルメロースナトリウムは、粘性コロイド液となって作用を発現するために水分の存在が不可欠であり、多量(コップ1杯以上)の水とともに服用することとされています。
また、ポリカルボフィルカルシウムは長径17.8mm、短径7.6mm、厚さ5.9mmとかなりの大きな錠剤ですが、服用後途中でつかえると、膨張してのどや食道を閉塞する可能性があり、国外では死亡事故も報告され、コップ1杯程度の水で服用するように注意が喚起されています。
効果の発現のためにもコップ1杯程度の水が必要です。
塩類下剤は、服用すると体液と等張になるように腸管内に水分が移動するため、脱水症状を防ぐためにも十分な水分とともに服用します。

膨張性下剤

多量の水分を含んで膨張するため、弛緩性便秘に有効である。

習慣性はなく、作用が緩徐であり、高齢者、痔疾患患者にも使用できる。 最大効果は2~3日連用後に出現する。

狭窄のある腸疾患では用いない。

流早産を起こす恐れがあり妊婦には慎重投与する。

膨張性下剤は多糖類やセルロース誘導体であり、非吸収性で水分を吸着して膨張する。

・習慣性がなく、食の細い常習性弛緩性便秘や痙攣性便秘に有用。

・腸管狭窄例では腸閉塞を誘発することがあるので注意。

作用機序

カルボキシメチルセルロースカルシウムや、食物繊維を含むプランタゴ・オバタ種皮は、水分を吸収し粘性のコロイド液となり、便の容積を増大させる。

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