2018年6月9日土曜更新.3,289記事.5,378,270文字.

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コルヒチンは痛風発作に効かない?

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発作時にコルヒチンを使っても無意味?

痛風発作が起こってしまってからコルヒチンを服用しても効果が無く、過量服用により腹痛、下痢、嘔吐などの副作用が発現しやすくなるため、発作が続くからといってむやみに服用しないよう説明する。

コルヒチンと痛風

コルヒチンの適応は「痛風発作の緩解及び予防」。

恥ずかしながら私は、コルヒチンは痛風の発作時の痛みに効く薬という認識でした。
昔は、コルヒチンは痛風発作時の痛みにも有効であると考えられていました。

が、現在の痛風の診療ガイドラインでは、コルヒチンは発作前兆期に服用すれば発作を頓挫させるために有効であるが、痛風急性期の鎮痛目的での使用は、非ステロイド抗炎症剤(NSAIDs)が使用できない場合に限ることが記載されています。

コルヒチンは一般に、痛風発作の前兆期に少量(0.5mg)で使われています。
コルヒチンは、発作が起こった後に痛みを止める働きはありません。

発作の極期に大量投与しても十分な効果が得られず、腹痛や下痢、嘔吐、筋痙攣といった副作用が多くなります。
発作の極期には、NSAIDsを短期間にのみ比較的大量投与して炎症を鎮静化する方法が一般的。

コルヒチンは、痛風発作が起こりそうだと感じた時に服用すると、発作を防いだり、発作を軽くしてくれる。
痛風発作を経験したことが無い人間には、飲むタイミングを説明するのが難しい。

痛風発作治療薬の特徴は?

微小管の主要蛋白質であるチューブリンに結合して重合を阻害し微小管の形成を妨げる。

細胞分裂を阻害するほかに、好中球の活動を阻害し抗炎症作用をもたらす。

コルヒチンの大量投与の副作用で最も多いのは、腹痛と下痢、次いで嘔吐、筋痙攣などである。

痛風発作の特効薬。
コルヒチンは痛風発作の特効薬であり、その効果はときとして診断にも役立つ。

発作の前兆期に1錠(0.5mg)のみ服用し、発作を頓挫させる。

尿酸排泄作用なし。

高尿酸血症の治療薬

・コルヒチン
白血球や好中球の走化性因子(LTB4、IL-8)に対する反応性を著名に低下させることにより痛風の発作を抑制する。

・尿酸排泄促進薬
尿細管における尿酸の再吸収を抑制し、尿酸の排泄を促進する。

・尿酸生成抑制薬
キサンチンオキシダーゼに対して、ヒポキサンチンおよびキサンチンと拮抗することによって尿酸の生合成を抑制する。また、アロプリノールの主代謝物であるオキシプリノールもキサンチンオキシダーゼ阻害作用を有する。
酸性尿では尿酸の溶解度が低下し結石を誘発するため、尿pHを調整し、尿路結石を予防する。

・NSAIDs
シクロオキシナーゼ(COX)阻害によるプロスタグランジンの合成を抑制し、鎮痛作用、抗炎症作用を示す。

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