更新日:2017年1月5日.全記事数:3,124件.

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ピロリ菌の発がんメカニズムが解明された?


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ピロリ菌の発がんメカニズムが解明

ピロリ菌:発がんメカニズム解明 – 毎日jp(毎日新聞)

 胃がんの原因となるヘリコバクター・ピロリ菌が、胃の細胞内に発がん物質を送り込む仕組みを畠山昌則・東京大教授(微生物学)の研究チームが解明した。菌が胃の細胞膜を「畳返しの術」のように反転させ、現れた細胞膜の裏側に発がん物質を結合させるという。米科学誌に発表した。
 人の細胞膜は二重の脂質からなり、内側の膜はホスファチジルセリンという脂質でできている。
 研究チームの紙谷尚子助教らが、ピロリ菌に感染した細胞を観察したところ、菌が接触した細胞膜の部分だけが反転して、ホスファチジルセリンが表に出た。そこに、菌から分泌された発がん物質が結合。そのまま再び反転して、細胞内に運び込まれた。
 畠山教授は「ピロリ菌がどうやって発がん物質を細胞内に侵入させるかは不明だった。今回、忍者のように巧みな方法をとっていることが分かった」という。ピロリ菌は抗生物質で除菌できるものの、成功率は7~8割で、新たな予防、治療法の開発につなげたい考えだ。

胃がんの予防でピロリ菌除菌できたらいいのにね。

自費だと約3万円かかるとか。

除菌失敗したら痛いですね。

除菌治療で胃がん予防を

除菌治療で胃がん予防を ピロリ菌感染、30分で判明  – 47NEWS(よんななニュース)

 感染しているのに気が付かない。症状があるのに「体質だから」と思い込み―。その間に、病気はわたしたちの体をむしばんでいく。どうしたら早期に発見し治療できるのか。五つの身近な病気について検査法などを紹介する。
 胃潰瘍や十二指腸潰瘍の原因となり、胃がんの発症とも関係するとされるヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)。主に口から感染し、胃の粘膜に好んですみつく細菌だ。多くの場合、5歳ぐらいまでに感染し、国内には高齢者を中心に5千万~6千万人の感染者がいると推定されている。
 「ピロリ菌は長い年月をかけて胃に炎症を起こし、関係する病気の発症率を高めていく。現在、胃に異常がない人も除菌治療を受け、発症のリスクを下げることが大切だ」と北海道大病院光学医療診療部の加藤元嗣診療教授は指摘する。
 加藤さんも加わった研究で、早期の胃がんを内視鏡で切除した患者に除菌治療を施すと、除菌しない人に比べて胃がんの再発率が約3分の1に低下することが判明している。また、健康なうちに除菌をした人はしない人に比べ、将来、胃潰瘍を発症する確率が約10分の1に激減するという。
 検査は、内視鏡で胃粘膜を採取して調べる方法や、吐いた息の成分を分析する「尿素呼気試験法」が一般的。特に呼気試験は簡便で精度も高い。
 手順は(1)検査容器に息を吐く(2)試薬(錠剤)を飲む(3)約20分間、安静にする(4)もう一回検査容器に息を吐く―で終了。呼気の分析装置を備えた病院なら開始から結果が出るまで約30分で済む。
 病気の予防が目的の場合、検査に医療保険は適用されず、費用は病院によって異なる。北海道大病院では呼気試験に約1万5千円かかる。
 除菌治療は1日2回、抗生物質など3種類の錠剤を7日間飲み続ける。通院の必要はない。除菌の成功率は70~80%程度。失敗したら薬を一部変更して除菌を再開する。2回目までに成功する確率は95%を超える。
 日本ヘリコバクター学会は2009年、感染者全員に除菌を強く推奨する指針を打ち出した。加藤さんは「症状が無いのに感染検査や除菌治療を受けることに抵抗を感じる人もいるだろうが、胃がんの発生を抑制できる効果は大きい。感染の有無だけでも調べてほしい」と呼び掛けている。
 【メモ】感染は家庭内が中心。ピロリ菌感染者の親が乳幼児に食べ物をかみ与え、うつすケースが多いとみられる。大人になって感染することはまずない。衛生状態の悪い戦後の時期に生まれ育った60代以上の感染率は80%を超えるが、20代では10%程度とみられる。

国内には高齢者を中心に5千万~6千万人の感染者がいると推定。

多いですね。

自分はどうだろう。

尿素呼気試験だけで、1万5千円ですか。

薬代なんかも合わせると結構な金額いきそう。

まあ、がん保険にお金をかけることを考えたら、有益な使い道かと思いますが。

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