更新日:2015年10月22日.全記事数:3,190件.

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抗うつ薬中止後にエフピーを飲むには?


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エフピーとセロトニン

エフピーはMAO-B(モノアミン酸化酵素B型)選択的阻害薬です。
MAOにはAとBがありますが、Aはノルアドレナリン、セロトニンの分解、Bはドパミン、チラミンの分解に関与する酵素です。
エフピーはBの選択的阻害薬ですが、服用量が1日10mgを超えるとその選択性が失われていくためセロトニンの分解にも影響を及ぼしセロトニン症候群の副作用が出る可能性があります。
そのため、セロトニン濃度を高めるような薬、SSRI、SNRIとの併用は禁忌とされています。

SSRI中止後にエフピーを投与するまでの間隔

抗うつ薬の中止後、塩酸セレギリンを開始するまでに一定期間が必要である。
塩酸セレギリンはMAO-B選択的であり、SSRIとの併用でも脳内セロトニン機能に与える影響は少ないという報告もあるが、リスク回避のためにも投与間隔を設けたほうがよいだろう。
中止期間
デプロメール/ルボックス:7日間
パキシル:14日間
ジェイゾロフト:14日間
トレドミン:2~3日間
レメロン/リフレックス:14日間
その他の三環系・四環系抗うつ薬:2~3日間
抗うつ薬のなかでトラゾドンだけは併用禁忌ではないが、慎重な投与が必要である。
逆に、塩酸セレギリン中止から抗うつ薬の投与開始までは14日間の間隔を空けることが望ましいとされている。

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