2017年5月23日火曜更新.3,263記事.5,244,533文字.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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湿布の貼り方

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湿布の上手な貼り方

湿布なんて、ただ貼ればいいんでしょ?

と、思う。

けど、上手な貼り方ってのがあるらしく。

自分のようにたまにしか使わない人間にとってはどうでもいいことかも知れないけど。

毎日使う患者にとっては、QOLに影響する。

手首

1.少しずらして2つ折りにし、右手に貼るときは中央から少し右に、左手に貼るときは少し左に、1cmほどの切れ込みを入れる
2.フィルムをはがし、切れ込みの穴に親指を奥まで差し込み、手の甲へ巻きつけるように貼る

1.少しずらして2つ折りにし、中央に2~3cmの切れ込みを入れる
2.切れ込みを中心に短い方のフィルムを半分ぐらいはがして、膝頭を穴から出すように貼る
3.残りのフィルムをはがして、引っ張りながら全面に貼る

首・肩

1.2つ折りにして、中央からずらして3cmほどの切れ込みを入れる
2.フィルムをはがし、まず幅の広い方を引っ張りながら首筋に沿って貼った後で、幅の狭い方を肩に貼る

1.フィルム側を手前に3つ折りにする
2.左右に引っ張り、フィルムを浮かせて折り目のところまではがす
3.腰に貼り、腰に沿ってゆっくりフィルムをはがしながら貼る

参考書籍:日経DI2013.4

貼り薬の使い方のコツ

知らなかった! 貼付剤の選び方・貼り方:日経メディカル オンライン

 特に原因疾患が見当たらない、一般的な肩こりの患者には、消炎鎮痛成分の入った貼付剤の処方が一般的。その上手な選び方・貼り方を知って、ワンランク上の患者指導を目指そう。

 藤沢市民病院整形外科部長の三橋成行氏は、肩こりを訴える患者には、まず「仕事中、1時間に1回、席を立つ」ことを奨励する。収縮した筋肉を定期的に伸ばし、姿勢をリセットすることで肩の緊張を解くためだ。ポイントは、席を立ったときに、胸を張り、耳穴と肩峰、大転子が一直線になるような姿勢を取ること。この指導だけで、肩こりが治る患者も少なからずいるという。

 しかし、頑固な肩こりは「姿勢のリセット」だけでは改善しないことも多い。そこで、消炎鎮痛成分が入った貼付剤を処方することになる。貼付剤には、パップ剤とテープ剤があり、パップ剤には冷感タイプと温感タイプのものがある。

 冷感タイプと温感タイプは、いずれも皮膚表面の温度変化によって痛覚を鈍らせる。温感タイプは、カプサイシンなどの含有成分により皮膚表面温度を2~3℃程度上げるとされているが、温熱療法としての効果を期待するには十分とはいえない。同様に、冷感タイプも、深部の冷却効果を求めるには不十分。よって、「基本的には、患者の好みに応じて処方すればいい。冬場は温感タイプ、夏場は冷感タイプを求められることも多い」と三橋氏は話す。ただし、温感タイプは、カプサイシンなどの成分によってかゆみを生じることが多いので、皮膚の弱い人の場合は注意が必要だ。

四隅をカットしてはがれにくく

 テープ剤とパップ剤では、粘着力に差がある。パップ剤に比べてテープ剤は粘着力が高く、可動部に貼付するのに適している。

 しかし、テープ剤は粘着力が高いがゆえに貼付しづらいという難点がある。手先が不器用な高齢者では「くっついてクチャクチャになってしまい、うまく貼れない」という人が少なくない。きちんと貼れているかを患者に聞き、難しそうならパップ剤を処方するとよいだろう。

 また、テープ剤は、皮膚が弱い人は、はがす際に皮膚を傷つけてしまうことがある。無理にはがそうとせずに、お風呂に入ったときに、お湯をかけながら、端から少しずつはがしていくよう、一言添えたい。

 逆にパップ剤は、はがれやすいという不満が出やすい。そうした場合は、「ハサミで切り込みを入れておけば、体にフィットしてはがれにくくなる」(三橋氏)。洋服などにひっかかりやすい四隅を、丸く切っておくのも“はがれ防止”に有効だ。

切って使うために大判を処方

 「どこに貼れば効くのでしょうか」と聞く患者も少なくない。基本はこりや痛みのある部分だが、本人は気付いていなくても、肩甲骨周辺の棘下筋や僧帽筋が緊張しているケースも多い。したがって、「肩だけでなく、肩甲骨周辺をカバーするように貼ると効果的」と三橋氏は説明する。

 複数カ所に貼ろうとすると、貼付剤が何枚も必要になる。1回に処方できる枚数には保険上の制限があるため、「同じ製品で大きさの違う種類がある場合は、なるべく大判のものを処方し、切って使うように指導している」と三橋氏。

 貼付剤では、かぶれが問題になることが多いが、そんな患者にはできるだけ貼付時間を短くするように伝えることも大切だ。2時間程度貼れば、薬効成分が皮膚に浸透し、しばらく効果が続く。できるだけ長時間貼りっぱなしにしないのが、かぶれを防ぐコツだという。

 貼付剤でも肩こりが改善しない患者には、奥の手として三橋氏は「非ステロイド性抗炎症薬やエペリゾンのような筋緊張改善薬を処方することもある」と話す。筋肉の緊張により血流が悪くなり、発痛物質が蓄積するという悪循環を内服薬によって一度断ち切ることで、症状が解消される患者も少なからずいるという。

 もちろん、姿勢の悪さなどから再び肩こりを生じることは多く、根本的な解決にはならないが、「とにかく今のつらさを解消してあげることが大切」(三橋氏)だ。

インターネットなんかしてると、1時間以上座りっぱなしなんてのはざらですが、薬剤師の仕事では、1時間以上座りっぱなしなんてあまり無いですね。

事務さんで入力専門にしている人などはずっと座りっぱなしかも知れませんが。

貼り薬の貼り方がわからない?

「貼り薬の貼り方がわからない」なんて、思いもしないこと。

しかし、坐薬を座って飲んだとか、薬をシートごと飲み込んでいたとか、想定外のことをする患者さんはいるものです。

貼り薬の保護シートを剥がさずに、そのまま上からテープで貼って使用していた、というケースがあったという。

特に一人暮らしの高齢者では要注意です。

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