更新日:2017年1月22日.全記事数:3,190件.

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H2ブロッカーとPPIの併用?


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H2BとPPIの併用

H2ブロッカーとPPIの併用は保険請求上はありえません。

査定されるリスクが高いです。

しかし、処方されるケースはあります。

PPIの投与中にもかかわらず夜間の胃内pHが4・0以下になる時間が1時間以上連続して認められる現象をnocturnal gastric acid breakthrough(NAB)といいます。
日本では胃食道逆流症(GERD)患者の約40%にこの現象が認められる。
また、NABが認められる人は、ほとんどがヘリコバクター・ピロリ陰性だという特徴もある。

PPIは、夜間胃酸分泌抑制作用が弱いことが明らかにされていますが、夜間の胃酸分泌は、ヒスタミンによる刺激が優位であることが分かっています。そこで、PPIに加えて就寝前にH2受容体拮抗薬を併用するとNABの発現を抑制できるとされています。

ただ、H2受容体拮抗薬の眠前追加投与では連続投与にて効果が減弱することが報告されています。
その一方で、PPIに加えてH2受容体拮抗薬を4週以上継続した後にもH2受容体拮抗薬が有効であるとする報告もあり一定の見解は確立されていません。

H2BとPPIの併用2

よくある併用のケースで、消化器科からPPIが継続処方されている患者さんが、整形外科でNSAIDsとH2Bが処方される、みたいなケース。

病院からの処方だったりすると、そのまま見逃す、というか見逃したフリというか、疑義照会まではしないかなあ。

併用禁忌とかじゃない限り、なかなか行動にはうつせないもので。

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