2018年10月15日更新.3,348記事.5,690,241文字.

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エパデールが気管支喘息に効く?

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n-3系脂肪酸

エパデールが喘息に効く、という話。

エパデールの成分名はイコサペント酸エチル。
エイコサペンタエン酸のエチルエステル化合物です。

リノール酸などのn-6系脂肪酸は体内で代謝されて、アラキドン酸になります。
アラキドン酸からは、ロイコトリエンやプロスタグランジンなどの炎症成分が生成します。
n-3系脂肪酸をサプリメントなどで摂取すると、体内でn-6系脂肪酸の比率が高まっている場合にはそれを適正値に戻し、炎症を改善すると考えられています。

アレルギーを抑えるn-3系脂肪酸

アレルギー症状を起こす化学伝達物質では、かゆみやくしゃみ・鼻水などの原因となるヒスタミンがよく知られていますが、肥満細胞の細胞膜リン脂質から、血管を膨張させ鼻づまりの原因となるロイコトリエンと呼ばれる物質も放出されています。

植物油に多く含まれるリノール酸は体内でアラキドン酸に代謝され、アラキドン酸からはこのロイコトリエンが作られます。
必須脂肪酸にはn-6系脂肪酸とn-3系脂肪酸がありますが、リノール酸はn-6系脂肪酸。
n-3系脂肪酸には、α-リノレン酸や魚に多く含まれるEPA・DHAがあり、こちらは逆に、アレルギーを抑えることが知られています。

EPAから別の種類のロイコトリエンが作られますが、これはアレルギー症状を起こしません。
細胞膜のリン脂質は、摂取する脂質の影響を受けます。
体質改善のため、シソ油やEPA、DHAの摂取が、アレルギー治療の一部として利用されています。
一般の人でも、n-6系脂肪酸の摂取は足りているのに対し、n-3系脂肪酸は不足気味となっています。両方のバランスのとれた摂取が望まれます。

冬虫夏草が喘息に効く?

冬虫夏草はキノコの一種で、中国では古来、不老長寿、滋養強壮の高貴薬として珍重されてきました。

肺と腎を強める働きがあり、さらに他の生薬の効果を高める働きもあり、肺気腫や喘息の根本治療に(本治法)よく用いられています。

薬性は湿性なので、肺腎陽虚(冷えを伴う)が原因となる呼吸器系疾患の根本治療によいでしょう。

また、現代医学でも、気管支拡張、免疫力強化、副腎皮質ホルモン様効果なども確認されています。

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