更新日:2016年12月23日.全記事数:3,190件.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

記事

ドライアイの原因はシェーグレン症候群?


スポンサーリンク

シェーグレン症候群とは?

シェーグレン症候群とは、自己免疫疾患の一種であり、涙腺の涙分泌を障害、唾液腺の唾液分泌などを障害する病気です。

40~60歳の中年女性に好発します。

あまり耳慣れない病気ですが、乾き目、目がゴロゴロする、などの症状でドライアイかと思っていたらシェーグレン症候群、という患者さんもいらっしゃるので注意です。

ドライアイの原因はβブロッカー点眼液?

ドライアイのリスクファクターの1つとして、βブロッカー点眼液が挙げられています。

緑内障治療薬であるβブロッカー点眼薬は、長期使用すると涙液が減少したり、角膜障害を引き起こすことがあります。

これはβブロッカー点眼薬が涙液安定性の指標であるBUTを短縮させるとの報告からも示唆されます。

BUT

BUT:涙液層破壊時間
まばたきをしてから目を開けたままにして角結膜全体にはった膜(涙液層)に破れが生じるまでの時間

アイメイクでドライアイ?

最近、ドライアイと診断される女性が増加しています。

これはコンタクトレンズ装用者の増加が一因と考えられますが、アイメイクがドライアイを引き起こしているケースもみられます。

涙の油分を分泌するマイボーム腺の開口部が、アイラインやマスカラによってふさがれてしまった状態が続くと、涙が蒸発しやすくなるためです。

アイメイクと眼感染症

若い女性の涙目、ドライアイ、目ヤニなどの所見を見かけたら、それはアイメイクによるものかも知れない。

アイライナーやアイシャドウ、マスカラなどの化粧品。

マイポーム腺を塞いでしまうこともあるらしい。

アイライナーやアイシャドウ、マスカラなどを目の際までつけていると、不潔になりマイボーム腺の機能が侵される原因になります。
時々、患者様でアイライナーを睫毛の生え際より内側、すなわちまさにマイボーム腺の開口部をきっちりふさぐように描いている方がいますが、顕微鏡で診察していると、ぞっとします。
また、最近流行の、まつ毛パーマやエクステンションの施術後に、結膜炎などのトラブルを起こして受診される患者様が増えています。恐らくパーマ液や接着剤が原因と思われますが、これらの液がマイボーム腺を知らない間に傷つけている可能性が非常に高いです。
すぐには症状が出ないとしても、これを繰り返すうちに、だんだんと機能が侵され数年後、あるいは数十年後にはひどいドライアイになったり、結膜炎、眼瞼炎(まぶたの炎症)など不快な症状を引き起こすかもしれません。
そのほか、コンタクトを長時間つけていたり、期限が過ぎている使い捨てコンタクトを使い続けていたり、手入れがきちんとできていないなどが原因でマイボーム腺が炎症を起こす場合もあります。はしだ眼科クリニック

男なのでよく知りませんが、化粧品って長年使っている女子が多いらしい。

化粧品の使用期限の目安は、
アイシャドウ 1年
口紅 1年6カ月
リキッドファンデーション 6カ月
アイライナー 1年
マスカラ 4カ月
コンシーラー 8カ月
チーク 2年
フェイスパウダー 2年

しかし、これ以上の期間使う女性は多い。
そんなアイライナー、アイシャドウを眼のふち眼球ギリギリのところに接触させるリスクは言うまでもない。

スポンサーリンク

関連する記事

コメントを書く

カテゴリ

プロフィール

IMG_0670
名前:yakuzaic
職業:管理薬剤師
出身大学:ケツメイシと同じ
勤務地:さくらんぼ県
好きな言葉:「三流の自覚持って社会人失格の自覚持ってプロの仕事しましょう」「時間は有限、努力は無限」
follow us in feedly

人気の記事

最新の記事

資料

検索

スポンサーリンク

にほんブログ村 病気ブログ 薬・薬剤師へ