更新日:2016年8月10日.全記事数:3,117件.

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ケナログは水分を取ってからつける?


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水分を取ってから薬剤を

口内炎治療用のステロイド軟膏や貼付剤は、薬効成分に加えて、粘膜への付着性が大きい基剤を使用している。

基剤は唾液など水分により膨潤し、膜を作って患部を被覆保護する。

患部粘膜が唾液などで著しく濡れていると、患部に薬剤が付着しないことがある。

薬剤を付ける前に、ティッシュペーパーやガーゼでそっと押さえるようにして、余分な水分を取るとよい。

ケナログ口腔用軟膏の添付文書の用法・用量には「適量を1日1〜数回患部に塗布する」と書かれている。

清潔にした指で塗ってもよいが、綿棒を使うと塗りやすい。

綿棒に軟膏を載せて塗った後、綿棒の反対側に水を付けて軟膏に水分を与えてもよいだろう。

軟膏は、潰瘍部分だけでなく、紅暈の外側(1〜2mm程度)にも塗り広げるよう指導する。

食事をすると物理的刺激により取れやすいので、食後および就寝前に塗付させるとよい。

同成分の貼付剤であるアフタッチ口腔用貼付剤は、白色層(薬剤層)と淡黄赤色の支持層からなる円形の薄い二層錠である。

指先に少し唾液を付けて支持層を付着させ、薬剤層を患部に軽く当てて、2〜3秒指先で押さえるようにする。

同成分のワプロン口腔用貼付剤は、薬剤層が淡黄赤色、支持層が白色半透明である。

このほかOTC薬もあるが、薬剤によって薬剤層と支持層の色が異なるので、間違えないように薬局で患者に説明してほしい。

参考書籍:日経DI2012.10

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