更新日:2015年10月22日.全記事数:3,190件.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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カマは危険な薬?


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カマ

酸化マグネシウムは便秘に使われる薬で、日本で使用している人の数は、年間で延べ約4500万人に上ると言われています。
比較的副作用の少ない安全な薬として、妊婦さんにも処方されることが多いです。

その酸化マグネシウムの副作用で2名の死亡例が出たという報道がされました。
80歳代と90歳歳代の高齢の方だそうです。

腎機能も低下してそうで、高マグネシウム血症になるのもわかります。
確かに漫然と投与されている薬の一つなので、注意は必要ですね。

認知症の患者などでは、何の目的で処方されているのか理解されていないケースもありそうですし。
患者さんが「いりません」って言わない限り、医者は処方を止めなかったりします。薬剤師が患者さんの状態を聞いて、医師に疑義照会して処方中止というのもよくあります。

比較的安全な薬ではありますが、副作用のない薬などありません。注意して使いましょう。

マグネシウムイオンと記憶力

“長い時間の記憶”研究で成果 NHKニュース

生き物が長い時間、記憶をしておくためには、脳の中にあるマグネシウムイオンの働きが欠かせないことを東京都医学総合研究所などの研究チームが初めて解明したと発表しました。

これは東京都医学総合研究所などの研究チームがハエを使った実験によって解明しました。
特定の臭いのついたガスを嗅がせてハエが逃げるようになったあと、その後の行動を詳しく調べました。
その結果、翌日になっても普通のハエは逃げる行動を続けたのに対して、脳の中のマグネシウムイオンが働かないようにしたハエは逃げなくなったということです。
これについて、研究チームは、このハエは学習したことを忘れたと考えられ、マグネシウムイオンの働きは長い時間記憶を保つために欠かせないことが初めて解明できたと発表しました。
この研究成果は、アメリカの科学雑誌「ニューロン」に掲載され、今後、アルツハイマー病や老化などによる記憶低下のメカニズムを解明する手がかりになると注目されています。
研究チームの宮下知之主任研究員は「アルツハイマー病の患者の脳などではマグネシウムイオンの量が非常に少なくなっているという研究があり、その量を増やすことができれば記憶力の低下を防げる可能性もあると思う」と話しています。

マグネシウムは、大豆製品、魚介類、海藻、木の実に多く含まれます。

毎日納豆食べてるから良いかな。

カルシウム不足はよく指摘されるけど、マグネシウム不足はあまり指摘されないな。

普通の食生活では不足することは無さそうだけど、食生活の欧米化によるマグネシウム不足も指摘されている。

高齢の便秘がちな人で酸化マグネシウムを毎日飲んでいる人も多いですが、脳にも良い効果をもたらしているのかも。

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