更新日:2017年1月22日.全記事数:3,117件.

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バファリンよりプレタールのほうが効く?


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プレタールの効果

脳卒中の再発予防に効果 抗血小板薬シロスタゾール  日本人で大規模試験 医療新世紀 – 47NEWS(よんななニュース)

 脳卒中の一つで、脳の血管が詰まりその先の細胞が死んでしまう脳梗塞。いったん回復しても再発の恐れがあり、持病や生活習慣の管理とともに薬の服用も大事だ。血栓ができるのを防ぐ抗血小板薬で、脳梗塞再発の予防に最もよく使われるアスピリンに比べ、シロスタゾールという薬の脳卒中再発予防効果は高く、合併症である出血の頻度が低いとの結果が、日本人を対象にした大規模臨床試験で最近示され、注目されている。
 ▽入院の3分の1
 「脳卒中に占める脳梗塞の割合は70~75%。血管が破れて発症する脳出血の方が以前は多かったが、様相が変わってきた。脳梗塞で入院した人の約3分の1は再発患者なので、いかに再発を防ぐかも重要だ」。こう話すのは、立川病院 (東京)の院長で東海大名誉教授の篠原幸人さん。
 脳梗塞を起こした人は高血圧や糖尿病、脂質異常症などを抱えているケースが多く、こうした病気もきちんと治療しながら、喫煙や過度の飲酒を控える、適度な運動、ストレスをためないといった生活を心掛ける必要がある。その上で予防薬の適切な使用が大切だという。
 抗血小板薬は、血管の内側にコレステロールなどの塊がたまることで起こる「アテローム血栓性脳梗塞」や、1ミリ以下の細い脳血管が詰まる「ラクナ梗塞」の再発予防に使われる。心臓にできた血栓が脳に達して詰まる「心原性脳塞栓症」の予防には別の薬を用いる。
 ▽出血リスクも低く
 篠原さんによると、古くから使われるアスピリンは価格も安く非常に良い薬だが、胃や脳などでの出血のリスクも少しある。そこで再発予防効果と安全性の両面から、シロスタゾールとの比較をしたのが今回の大規模臨床試験だ。篠原さんが主任研究者を務めた。
 278の医療機関が参加。「心原性」以外の脳梗塞を発症して半年以内の計2757人を半分に分け、本人にも担当医にも、どちらの薬を飲んでいるか分からない状態で、1~5年間にわたり脳卒中の発症率などを調べた。結果は、このほど米国で開かれた国際脳卒中学会で発表された。
 それによると、試験期間中に脳卒中を発症した人は、アスピリンを飲んだ人の119人に対し、シロスタゾールでは82人。解析の結果、シロスタゾールは脳卒中の危険性がアスピリンよりも26%低かった。脳梗塞後の患者が起こしやすい心筋梗塞や心不全、狭心症などもシロスタゾールの人では少なく、さらに出血のリスクは54%低かった。
 ▽頭痛や下痢
 シロスタゾールには、血小板に働いて血栓をできにくくする以外にも、血管の壁を修復したり血管を広げたりする作用があると考えられている。「動脈硬化で血管の壁に傷があると血栓ができやすくなるが、壁の修復でこれを防げる。さらに、血管を広げ血流が速くなれば、血栓はできにくい。これらのいくつかの作用が相乗効果になっているのではないか」と、篠原さん。
 一方、頭痛や動悸などの副作用の頻度はシロスタゾールがアスピリンよりも高く、服用を中止しなければならない人もいた。血管を広げる作用が血管や心臓などの働きを活発にしたためではないかという。
 篠原さんは「臨床試験では服用する量が初めから決まっていた。日常の診療では、少ない量から始めて適量を見つけていく方法などで副作用は減らせるだろう」と指摘。「現在飲んでいる薬が有効で、出血も副作用もないような人が変更を考える必要はないが、アスピリンよりも有効性がやや高い抗血小板薬が一つ増えたという点で、これから抗血小板薬を飲む人には大きな意義がある」としている。

プレタールも良い薬なのでしょう。

でもアスピリンと比べては、薬価がかなり高くなってしまいますね。

費用対効果という面ではアスピリンが一番。

最近は、プラビックスの処方が多いかな。

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