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調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたいなと。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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処方日数制限一覧

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厚生労働大臣が定める注射薬及び投薬期間に上限が設けられている医薬品

2020年11月22日更新

投与期限医薬品名メーカー成分名薬効分類
14日サノレックス錠0.5mgノバルティスマジンドール向精神薬・食欲抑制薬
ダイアップ坐剤4mg、6mg、10mg和光堂ジアゼパム向精神薬・小児用抗痙攣剤
ノルスパンテープ5mg久光ブプレノルフェン向精神薬・経皮吸収型持続性疼痛治療薬
メテバニール錠2mg第一三共オキシメテバノール麻薬・麻薬性鎮咳薬
ルピアール坐剤50mg久光フェノバルビタールナトリウム向精神薬・催眠・鎮静・抗痙攣剤
レペタン坐剤0.2mg、0.4mg大塚製薬ブプレノルフィン向精神薬・鎮痛剤
30日アモバン錠7.5、10 サノフィゾピクロン睡眠導入剤
エリスパン錠0.25mg大日本フルジアゼパム向精神薬・マイナートランキライザー
コンサータ錠18mg、27mgヤンセンメチルフェニデート向精神薬・中枢神経刺激剤
サイレース錠1mg、2mgエーザイフルニトラゼパム向精神薬・睡眠導入剤
セパゾン錠1mg、2mg第一三共クロキサゾラム向精神薬・マイナートランキライザー
セレナール錠10mg第一三共オキサゾラム向精神薬・マイナートランキライザー
ソラナックス0.4mg錠ファイザーアルプラゾラム向精神薬・抗不安剤
コンスタン錠0.4mg武田アルプラゾラム向精神薬・抗不安剤
デパス錠0.25mg、デパス錠0.5mg、デパス錠1mg、デパス細粒1%田辺三菱エチゾラム向精神薬・抗不安剤
ドラール錠15mg、20mg田辺三菱クアゼパム向精神薬・睡眠障害改善剤
ハルシオン0.25mg錠ファイザートリアゾラム向精神薬・睡眠導入剤
ベタナミン錠10mg三和化学ペモリン向精神薬・精神神経用剤
マイスリー錠5mg、10mgアステラスゾルピデム向精神薬・入眠剤
メイラックス錠1mg明治製菓ファルマロフラゼプ酸エチル向精神薬・持続性心身安定剤
モディオダール錠100mgアルフレッサファーマモダフィニル向精神薬・精神神経用剤
ユーロジン散1%、錠2mg武田エスタゾラム向精神薬・睡眠剤
リーゼ錠5mg田辺三菱クロチアゼパム向精神薬・心身安定剤
リタリン錠10mgノバルティスメチルフェニデート向精神薬・中枢神経刺激剤
レキソタン錠2mg、5mg中外ブロマゼパム向精神薬・精神神経用剤
レペタン注0.2mg、0.3mg大塚製薬ブプレノルフィン向精神薬・鎮痛剤
レンドルミンD錠0.25mg日本ベーリンガーブロチゾラム向精神薬・睡眠導入剤
ロラメット錠1.0mg武田ロルメタゼパム向精神薬・睡眠導入剤
ワイパックス錠0.5mg武田ロラゼパム向精神薬・マイナートランキライザー
アンペック坐剤10mg、20mg大日本住友塩酸モルヒネ麻薬
塩酸モルヒネ10mg「マルピー」大日本住友塩酸モルヒネ麻薬
オキシコンチン錠5mg、20mg塩野義オキシコドン麻薬
オキノーム散5mg塩野義オキシコドン麻薬
オプソ内服液5mg大日本住友塩酸モルヒネ麻薬
カディアンカプセル30mg大日本住友硫酸モルヒネ麻薬
デュロテップMTパッチ2.1mg、4.2mg、12.6mgヤンセンフェンタニル麻薬
パシーフカプセル30mg武田塩酸モルヒネ麻薬
ピーガード錠20mg田辺三菱硫酸モルヒネ麻薬
フェントステープ1mg,2mg,6mg協和発酵キリンフェンタニルクエン酸塩麻薬
モルペス細粒2%(10mg/0.5g)藤本硫酸モルヒネ麻薬
モルペス細粒6%(30mg/0.5g)藤本硫酸モルヒネ麻薬
リン酸コデイン散10%「タケダ」武田リン酸コデイン麻薬
リン酸コデイン錠20mg「タケダ」武田リン酸コデイン麻薬
ワンデュロパッチ0.84mg,1.7mg,3.4mgヤンセンフェンタニル麻薬
90日セルシン散1%、錠2mg、5mg、シロップ0.1%武田ジアゼパム向精神薬・マイナートランキライザー
フェノバール散10%、エリキシル0.4%第一三共フェノバルビタール向精神薬・催眠・鎮静・抗痙攣剤
ベンザリン細粒1%、錠5mg塩野義ニトラゼパム向精神薬・睡眠導入剤、抗痙攣剤
マイスタン細粒1%、錠5mg大日本住友クロバザム向精神薬・抗てんかん剤
ランドセン細粒0.1%、錠0.5mg大日本住友クロナゼパム向精神薬・抗てんかん剤

90日分限度の薬なんて、時々ど忘れして、91日分とか処方されても気づかなかったりする。

フェノバルビタールの配合剤関係も、抗てんかん薬は90日分まで処方できるが、アストモリジンやベゲタミン、トランコロンPなどは30日制限なので注意する。

添付文書上で「長期投与医薬品に関する情報」として、

投薬期間制限医薬品に関する情報
本剤は厚生労働省告示第75号(平成24年3月5日付)に基づき、投薬は1回30日分を限度とされています。

と記載されている薬もあるが、記載されていないものもあるので、不安なものに関しては確認したほうがよい。

投与期間の制限がある薬

麻薬や向精神薬の14日・30日・90日制限、新薬の14日制限などの「厚生労働大臣により処方日数に上限が設けられている薬剤」とは別に、添付文書上、投与期間の上限が定められている薬剤がある。

タミフルの5日間、ジスロマックの3日間といった守るべき投与日数制限から、PPIの8週間といった個別指導で指摘されやすくレセプト上の記載が必要なものから、ただ漫然投与防止のために具体的な期間を定めて記載されているだけでほとんどの薬剤師が無視しているものから、様々である。

支払い側や会社の指示としては、必要に応じて疑義照会するように言われる。
現場の判断としては、極力疑義照会は避けたい。
PPIの8週間オーバー程度で疑義照会なぞしない。

ここらへんの判断基準は難しいところ。大手のチェーンだと疑義照会しろしろとうるさい。お金が絡んでくるから。
現場の状況などは何も考慮されない。

疑義照会をするのは、重要なものに絞らなければならない。

キングコングの西野が言ってた。

西野は「LINEでいきなり電話してくるヤツ、何?」と切り出す。「ホンマに思うねんけど、2021年に電話使うなと。事前に連絡するんやったら良いよ。『喋りたいことあるんだけど、電話できる?』なら、まだね。それでも、LINE(のトーク)で済んだやんってこと多いけどさ。ただ、いきなり電話すなよ。こっちがどれだけ暇っていう設定なんやろうって。お前は、お前の時間が空いてるからいいよ。電話相手がどれだけ忙しいか、想像したのか!」

電話をかけるというのは、迷惑な行為ともいえる。

近隣の医療機関では、疑義照会の電話はNGですべてFAXで送るように通達がある。
疑義照会をしても「先生はもう帰りました」と言われることもある。
疑義照会を軽視しているDrもいる。

そんな中でも、麻向法以外の投与日数制限で疑義照会をすべきという判断に至る薬は少ない。

アリセプト3㎎の2週間オーバーにしても、「原則として」という文言が追加されてからは、個人的には「OK」とみなしている。
前述のタミフルやジスロマックは、用法の部分に投与日数が決められて記載されているので守るべきものであるが、「効果不十分な場合」や「原則として」といった医師の判断の余地のある記載であれば、疑義照会をする必要はない。

ただし、ゾビラックスやバルトレックスといった抗ヘルペス薬の処方日数制限については、「改善の兆しが見られないか、あるいは悪化する場合には、他の治療に切り替えること。」という記載で医師の判断の余地がありそうですが、5日間・7日間をオーバーする場合には疑義照会を行った方がいい。
なぜなら薬価が高いから。結局世の中すべて金が絡んでくるのです。

以上は、個人的な意見であり、同僚や部下とは考え方を共有しておいてよろしいですが、個別指導時にも会社の上司からも支持されないものであるので、最終的には自己責任ということで疑義照会を行って頂きたい。

投与期間の制限

添付文書に投与期間の制限に関する記載のあるものには以下のような薬がある。

医薬品名添付文書の記載
アクアチム軟膏・クリーム・ローション表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症:1週間で効果の認められない場合は使用を中止すること。
ざ瘡(化膿性炎症を伴うもの):4週間で効果の認められない場合は使用を中止すること。
アクトス投与する場合には、血糖、尿糖を定期的に検査し、薬剤の効果を確かめ、3ヵ月間投与して効果が不十分な場合には、速やかに他の治療薬への切り替えを行うこと。
アコファイド本剤を1ヵ月間投与しても症状の改善が認められない場合は本剤の投与中止を考慮すること。
アザニン/イムランステロイド依存性のクローン病及びステロイド依存性の潰瘍性大腸炎:2年程度を目安に本剤の投与継続の要否を検討すること。なお、臨床的な治療効果は3~4ヵ月の投与ではあらわれない場合がある。
アシテアダニ舌下錠本剤を1年以上投与しても効果がみられなかった患者に対しては,それ以降の本剤投与の継続について慎重に判断すること。
アジマイシン点眼液結膜炎:通常、成人及び7歳以上の小児には、1回1滴、1日2回2日間、その後、1日1回5日間点眼する。
眼瞼炎、麦粒腫、涙嚢炎:通常、成人には、1回1滴、1日2回2日間、その後、1日1回12日間点眼する。
アデスタン膣錠1週1回600mgを腟深部に挿入する.なお,真菌学的効果(一次効果)が得られない場合は,600mgをさらに1回使用する.
アプルウェイ/デベルザ本剤投与中は、血糖値等を定期的に検査し、薬剤の効果を確かめ、3ヵ月投与しても効果が不十分な場合には、より適切な治療法への変更を考慮すること。
アベロックス本剤の投与期間は,原則として皮膚科領域感染症,咽頭・喉頭炎,扁桃炎,急性気管支炎及び慢性呼吸器病変の二次感染に対しては7日間以内,肺炎及び副鼻腔炎に対しては10日間以内とすること.
アメナリーフ本剤は、原則として7日間使用すること。改善の兆しが見られないか、あるいは悪化する場合には、速やかに他の治療に切り替えること。
アメパロモ10日間
アラセナA軟膏・クリーム本剤を7日間使用し、改善の兆しがみられないか、あるいは悪化する場合には他の治療に切り替えること。
アリセプト3mg/日投与は有効用量ではなく、消化器系副作用の発現を抑える目的なので、原則として1~2週間を超えて使用しないこと。
アリルエストレノール錠25mg「サワイ」投与期間は16週間を基準とし、期待する効果が得られない場合には、以後漫然と投与を継続しないこと。
アンヒバ坐剤原則として長期投与を避けること(原則として5日以内に限ること).
イソコナゾール硝酸塩膣錠1日1回100mgを腟深部に挿入し、6日間継続使用するか、あるいは、1週1回600mgを腟深部に挿入する。なお、真菌学的効果(一次効果)が得られない場合は、1日1回100mgをさらに6日間継続使用するか、あるいは、600mgをさらに1回使用する。
イトリゾール爪白癬:1週間経口投与し、その後3週間休薬する。
爪カンジダ症、カンジダ性爪囲爪炎:長期(6ヵ月程度)にわたって投与しても症状の改善が認められない場合には、本剤の投与を中止する。
イナビル吸入粉末剤単回吸入投与
イニシンク配合錠本剤投与中は、血糖を定期的に検査するとともに、経過を十分に観察し、本剤を2〜3ヵ月投与しても効果が不十分な場合には、より適切と考えられる治療への変更を考慮すること。
イメンドがん化学療法の各コースにおいて、本剤の投与期間は3日間を目安とすること。また、成人では5日間を超えて、12歳以上の小児では3日間を超えて本剤を投与した際の有効性及び安全性は確立していない。
イリボー本剤による治療により継続的な症状の改善が得られた場合、本剤の投与を漫然と継続することなく、投与開始3カ月を目処に、治療の継続、終了を検討すること。
ウェールナラ本剤を投与する場合、投与後6ヵ月~1年後に骨密度を測定し、効果が認められない場合には投与を中止し、他の療法を考慮すること。
エクア肝機能障害(肝炎を含む)があらわれることがあるので、本剤投与開始前、投与開始後1年間は少なくとも3ヵ月毎に、その後も定期的に肝機能検査を行うこと。
エクメット本剤投与中は、血糖、尿糖を定期的に検査し、薬剤の効果を確かめ、本剤を3ヵ月投与しても効果が不十分な場合には他の治療法への変更を考慮すること。
エスカゾール投与は28日間連続投与し、14日間の休薬期間を設ける。
エピデュオゲル治療開始3ヵ月以内に症状の改善が認められない場合には使用を中止すること。
エプクルーサ前治療歴を有するC型慢性肝炎又はC型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善:24週間
C型非代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善:12週間
エレルサ投与期間は12週間とする。
塩酸バンコマイシン散本剤を感染性腸炎に投与するとき、7〜10日以内に下痢、腹痛、発熱等の症状改善の兆候が全くみられない場合は投与を中止すること。
エンペシド膣錠一般に6日間継続使用するが,必要に応じ使用期間を延長する.
エンペシドトローチ本剤の使用に際しては,投与開始後7日を目安としてさらに継続投与が必要か判定し,投与中止又はより適切な他剤に切り替えるべきか検討を行うこと.さらに,本剤の投与期間は原則として14日間とすること.
オークル/モーバー本剤を6ヵ月間継続投与しても効果があらわれない場合は投与を中止すること。
オキシコンチンTR錠慢性疼痛において,本剤投与開始後4週間を経過してもなお期待する効果が得られない場合は,他の適切な治療への変更を検討すること。
オキナゾール膣錠100㎎:6日間継続使用する.なお,真菌学的効果(一次効果)が得られない場合は,オキナゾール腟錠100mgを更に1日1回1錠6日間継続使用する.
600㎎:1週1回1錠を腟深部に挿入する.なお,真菌学的効果(一次効果)が得られない場合は,オキナゾール腟錠600mgを更に1回1錠使用する.
オゼックス/トスキサシン腸チフス、パラチフス:除菌を確実にするため14日間投与する。
オテズラ24週以内に治療反応が得られない場合は、本剤の治療計画の継続を慎重に再考すること。
オメプラゾン/オメプラゾール通常、胃潰瘍、吻合部潰瘍では8週間まで、十二指腸潰瘍では6週間までの投与とする。
逆流性食道炎(維持療法を除く):通常、8週間までの投与とする。
非びらん性胃食道逆流症:通常、4週間までの投与とする。(10㎎のみ)
ヘリコバクター・ピロリ除菌:7日間
オラペネム本剤の投与期間は、7日間以内を目安とすること。
オルセノン軟膏本剤による治療は保存的治療であることに留意し、約2カ月間使用しても症状の改善が認められない場合には外科的療法等を考慮すること。
オルミエントアトピー性皮膚炎:8週までに治療反応が得られない場合は、投与中止を考慮すること。
オングリザ本剤を3ヵ月投与しても食後血糖に対する効果が不十分な場合、より適切と考えられる治療への変更を考慮すること。
オンダンセトロンオンダンセトロンODフィルム「GFP」:癌化学療法の各クールにおいて、本剤の投与期間は3〜5日間を目安とする。
カイトリル癌化学療法の各クールにおける本剤の投与期間は6日間を目安とする。
ガスモチン慢性胃炎に伴う消化器症状(胸やけ、悪心・嘔吐):一定期間(通常2週間)投与後、消化器症状の改善について評価し、投与継続の必要性について検討すること。
カナグル本剤投与中は、血糖を定期的に検査し、薬剤の効果を確かめ、本剤を3ヵ月投与しても効果が不十分な場合には他の治療法への変更を考慮すること。
カナリア本剤投与中は、血糖を定期的に検査し、薬剤の効果を確かめ、本剤を3ヵ月投与しても効果が不十分な場合には他の治療法への変更を考慮すること。
カルタン2週間で効果が認められない場合には、本剤の投与を中止し、リン摂取の制限等、他の適切な治療法に切り替えること。
キニジン成人における慢性心房細動(漸増法):6日間投与して効果がない場合、途中で副作用があらわれた場合には、投与を中止すること。
成人における慢性心房細動(大量投与):3日間与え、効果がない場合には投与を中止する。
キネダック投与中は経過を十分に観察し、12週間投与して効果が認められない場合には他の適切な治療に切り換えること。
グラクティブ/ジャヌビア本剤を3ヵ月投与しても効果が不十分な場合、より適切と考えられる治療への変更を考慮すること。
クラビット腸チフス、パラチフス:14日間
グラマリール本剤の投与期間は、臨床効果及び副作用の程度を考慮しながら慎重に決定するが、投与6週で効果が認められない場合には投与を中止すること。
クラリシッド/クラリスクラミジア感染症に対する本剤の投与期間は原則として14日間とし、必要に応じて更に投与期間を延長する。
ヘリコバクター・ピロリ除菌:7日間
グルベス配合錠本剤投与中は、血糖を定期的に検査するとともに、経過を十分に観察し、本剤を2~3ヵ月投与しても効果が不十分な場合には、より適切と考えられる治療への変更を考慮すること。
クレストラン通常、本剤1回9g(コレスチラミン無水物として4g)を1日3回服用する場合、服用期間は17日間を目安とする。
レフルノミド製剤投与による重篤な副作用発現時には、本剤1回18g(コレスチラミン無水物として8g)を1日3回服用し、服用期間は11日間を目安とすること。
なお、患者の臨床症状及び検査所見の推移により服用期間を調節すること。
クロミッド用量・期間は1日100mg 5日間を限度とする。
ケタス投与期間は、臨床効果及び副作用の程度を考慮しながら慎重に決定するが、投与12週で効果が認められない場合には投与を中止すること。
コペガスペグインターフェロン アルファ-2a(遺伝子組換え)との併用の場合:投与24週で効果が認められない場合には投与の中止を考慮すること。臨床試験の結果より、投与中止例では有効率が低下するため、減量・休薬などの処置により、可能な限り48週間投与することが望ましい。
ソホスブビルとの併用でセログループ2(ジェノタイプ2)のC型慢性肝炎又はC型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善:12週間
ソホスブビルとの併用でセログループ1(ジェノタイプ1)又はセログループ2(ジェノタイプ2)のいずれにも該当しないC型慢性肝炎又はC型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善:24週間
コムクロシャンプー本剤使用中には患者の病態を十分観察し、使用4週間を目安に本剤の必要性を検討し、漫然と使用を継続しないこと。
コレクチム軟膏0.5%製剤で治療開始4週間以内に症状の改善が認められない場合は,使用を中止すること。
コロネル/ポリフル症状の改善が認められない場合、長期にわたって漫然と使用しないこと。(通常2週間)
サアミオン本剤の投与期間は、臨床効果及び副作用の程度を考慮しながら慎重に決定するが、投与12週で効果が認められない場合には投与を中止すること。
サイトテック本剤を12週間以上投与しても改善傾向が認められない場合には、他の療法を考慮すること。
ザイボックス原則として本剤の投与は28日を超えないことが望ましい。
サチュロ本剤の投与期間は原則として6箇月であり、この期間を超えて使用する場合、リスクとベネフィットを考慮して投与の継続を慎重に判断すること。
サノレックス投与期間はできる限り短期間とし、3ヵ月を限度とする。なお、1ヵ月以内に効果のみられない場合は投与を中止すること。
ザファテック本剤投与中は、血糖を定期的に検査するとともに、経過を十分に観察し、本剤を2〜3ヵ月投与しても効果が不十分な場合には、より適切と考えられる治療への変更を考慮すること。
サムチレールニューモシスチス肺炎の治療:21日間
サラジェン本剤を12週間投与して効果が認められない場合には,その後の経過を十分に観察し,漫然と長期にわたり投与しないように注意すること。
サルコートカプセル外用約3週間使用しても効果が認められない場合は、本剤の投与を中止すること。
サレド本剤の安全管理を確実に実施するため、1回の最大処方量は12週間分を超えないものとすること。
サワシリン/パセトシンヘリコバクター・ピロリ除菌:7日間
サンディミュン骨髄移植:3~6ヵ月間継続し、その後徐々に減量し中止する。
再生不良性貧血:投与期間は8~16週間を目安とし、効果がみられない場合は他の適切な治療法を考慮すること。
ネフローゼ症候群:本剤の効果は、通常、1~3ヵ月であらわれるが、3ヵ月以上継続投与しても効果があらわれない場合には投与を中止することが望ましい。
ジアゾキシド2〜3週間治療を続けても効果が認められない場合には、投与を中止すること。
次硝酸ビスマス精神神経系障害があらわれるおそれがあるので長期連続投与を避け、やむを得ない場合には、原則として1ヶ月に20日程度(1週間に5日以内)の投与にとどめること。
ジスロマック3日間
ジフルカン造血幹細胞移植患者における深在性真菌症の予防:好中球数が1000/mm3を超えてから7日間投与することが望ましい。
カンジダ属に起因する腟炎及び外陰腟炎:1回
ジプレキサ抗悪性腫瘍剤(シスプラチン等)投与に伴う消化器症状(悪心、嘔吐):原則として抗悪性腫瘍剤の投与前に本剤を投与し、がん化学療法の各サイクルにおける本剤の投与期間は6日間までを目安とすること。
ジャディアンス本剤投与中は、血糖を定期的に検査し、薬剤の効果を確かめ、本剤を3カ月投与しても効果が不十分な場合には他の治療法への変更を考慮すること。
シュアポスト本剤投与中は、血糖を定期的に検査するとともに、経過を十分に観察し、本剤を2~3ヵ月投与しても効果が不十分な場合には、より適切と考えられる治療への変更を考慮すること。
ジュリナ投与後6ヵ月~1年後に骨密度を測定し、効果が認められない場合には投与を中止し、他の療法を考慮すること。
小児用バクシダール投与期間はできるだけ短期間(原則として7日以内)にとどめること。
腸チフス、パラチフス:14日間
シンメトレル脳梗塞後遺症に伴う意欲・自発性低下の改善:投与12週で効果が認められない場合には投与を中止すること。
インフルエンザ:耐性ウイルスの発現を防ぐため、必要最小限の期間(最長でも1週間)の投与にとどめること
スイニー本剤を2~3カ月投与しても効果が不十分な場合には、より適切と考えられる治療への変更を考慮すること。
スーグラ本剤投与中は、血糖値等を定期的に検査し、薬剤の効果を確かめ、3カ月投与しても効果が不十分な場合には、より適切な治療法への変更を考慮すること。
スージャヌ本剤を3ヵ月投与しても効果が不十分な場合、より適切と考えられる治療への変更を考慮すること。
スターシス/ファスティック本剤投与中は、血糖を定期的に検査するとともに、経過を十分に観察し、本剤を2~3ヵ月投与しても食後血糖に対する効果が不十分な場合(静脈血漿で食後血糖2時間値が200mg/dL以下にコン卜ロールできないなど)には、より適切と考えられる治療への変更を考慮すること
スプレキュア点鼻液本剤及び他のGnRH誘導体製剤の長期投与により骨塩量の低下がみられることがあるので、GnRH誘導体製剤の6ヶ月を超える継続投与は原則として行わないこと。
セキソビット5~10日間経口投与し、症状に応じてこれを反復する。
ゼビアックスローション表在性皮膚感染症:1週間で効果が認められない場合は使用を中止すること。
ざ瘡(化膿性炎症を伴うもの):4週間で効果が認められない場合は使用を中止すること。
ゼルヤンツ潰瘍性大腸炎:本剤の導入療法の開始後16週時点で臨床症状や内視鏡所見等による治療反応が得られない場合は、他の治療法への切り替えを考慮すること。
セロクラール本剤の投与期間は、臨床効果及び副作用の程度を考慮しながら慎重に決定するが、投与12週で効果が認められない場合には投与を中止すること。
ゼンタコート本剤投与中は患者の病態を十分観察し、投与開始8週間を目安に本剤の必要性を検討し、漫然と投与を継続しないこと。
ソバルディセログループ2(ジェノタイプ2)の場合:リバビリンとの併用において、12週間
セログループ1(ジェノタイプ1)又はセログループ2(ジェノタイプ2)のいずれにも該当しない場合:リバビリンとの併用において、24週間
ゾビラックス単純疱疹:本剤を5日間使用し、改善の兆しが見られないか、あるいは悪化する場合には、他の治療に切り替えること。
帯状疱疹:本剤を7日間使用し、改善の兆しが見られないか、あるいは悪化する場合には、他の治療に切り替えること。
ゾビラックス眼軟膏・軟膏・クリーム本剤を7日間使用し、改善の兆しが見られないか、あるいは悪化する場合には、他の治療に切り替えること。
ゾフルーザ1回
ダイドロネル脊髄損傷後、股関節形成術後:通常用量(800~1000mg/日:15~20mg/kg相当)の場合、投与期間は3ヵ月を超えないこと。
骨ページェット病:通常用量(200mg/日:2.5~5mg/kg相当)の場合、投与期間は6ヵ月を超えないこと。また200mg/日の投与量を超える場合、投与期間は3ヵ月を超えないこと。
タケキャブ胃潰瘍:8週間まで
十二指腸潰瘍:6週間まで
逆流性食道炎:通常4週間までの投与とし、効果不十分の場合は8週間まで投与することができる。
ヘリコバクター・ピロリ除菌:7日間
タケプロン胃潰瘍、吻合部潰瘍、逆流性食道炎(維持療法を除く):8週間まで
十二指腸潰瘍:6週間まで
ヘリコバクター・ピロリ除菌:7日間
非びらん性胃食道逆流症:4週間まで(15㎎のみ)
タフィンラー術後補助療法の場合には、トラメチニブと併用し、投与期間は12ヵ月間までとする。
ダフクリア本剤の投与期間は原則として10日間であり、この期間を超えて使用する場合、ベネフィット・リスクを考慮して投与の継続を慎重に判断すること。
タミフル治療:5日間
予防(成人):7~10日間
予防(小児):10日間
ダラシン与中又は投与後2〜3週間までに腹痛、頻回な下痢があらわれた場合には服用を中止し、直ちに医師に通知するよう注意すること。
ダラシンTゲル・ローション本剤の使用にあたっては、4週間で効果が認められない場合には使用を中止すること。また、炎症性皮疹が消失した場合には継続使用しないこと。
タリビッド腸チフス、パラチフス:14日間
タリビッド眼軟膏トラコーマクラミジアによる結膜炎の場合には、8週間の投与を目安とし、その後の継続投与については慎重に行うこと。
チニダゾール7日間
チニダゾール膣錠7日間
ツートラム本剤の投与開始後4週間を経過してもなお期待する効果が得られない場合は、他の適切な治療への変更を検討すること。
ディフェリンゲル治療開始3ヵ月以内に症状の改善が認められない場合には使用を中止すること。
テネリア本剤投与中は、血糖を定期的に検査し、薬剤の効果を確かめ、本剤を3ヵ月投与しても効果が不十分な場合には他の治療法への変更を考慮すること。
デュアック配合ゲル本剤の使用にあたっては、12週間で効果が認められない場合には使用を中止すること。
デュロテップMTパッチ慢性疼痛患者において、本剤投与開始後4週間を経過してもなお期待する効果が得られない場合は、他の適切な治療への変更を検討すること。
トービイ吸入液1回300mgを1日2回28日間噴霧吸入する。その後28日間休薬する。これを1サイクルとして投与を繰り返す。
ドプス血液透析患者への適用にあたっては、1ヵ月間投与しても効果が認められない場合には、投与を中止すること。
ドボネックス軟膏本剤は、通常、投与後4〜6週目までに効果が認められているので、治療にあたっては経過を十分に観察し、症状の改善がみられない場合には、漫然と使用を継続しないこと。
トラクリア肺動脈性肺高血圧症:本剤の投与を少なくとも8週間(目標投与量に達してから最低4週間投与)行ったにも拘らず、臨床症状の悪化がみられた場合には、他の治療法を検討すること。
トラゼンタ本剤投与中は、血糖を定期的に検査するとともに、経過を十分に観察し、常に投与継続の必要性について注意を払うこと。本剤を3ヵ月投与しても食後血糖に対する効果が不十分な場合、より適切と考えられる治療への変更を考慮すること。
トラディアンス配合錠本剤投与中は、血糖を定期的に検査し、薬剤の効果を確かめ、本剤を3カ月投与しても効果が不十分な場合には他の治療法への変更を考慮すること。
トラマール慢性疼痛患者において、本剤投与開始後4週間を経過してもなお期待する効果が得られない場合は、他の適切な治療への変更を検討すること。
トラムセット本剤投与開始後4週間を経過してもなお期待する効果が得られない場合は、他の適切な治療への変更を検討すること。
ナウゼリン3才以下の乳幼児には7日以上の連用を避けること。
ナウゼリン坐剤3才以下の乳幼児には7日以上の連用を避けること。
ナゼア癌化学療法の各クールにおいて、本剤の投与期間は5日間以内とする。
ニコチネルTTS本剤は10週間を超えて継続投与しないこと。
ネイリン12週間
ネオーラル骨髄移植:3~6ヵ月間継続し、その後徐々に減量し中止する。
ネフローゼ症候群:3ヵ月以上継続投与しても効果があらわれない場合には投与を中止することが望ましい。
アトピー性皮膚炎:8週間の投与でも改善がみられない場合には投与を中止すること。なお、1回の治療期間は12週間以内を目安とする。
川崎病の急性期:原則5日間(ネオーラル内用液)
ネキシウム通常、胃潰瘍、吻合部潰瘍では8週間まで、十二指腸潰瘍では6週間までの投与とする。
逆流性食道炎(維持療法を除く):通常、8週間までの投与とする。
非びらん性胃食道逆流症:通常、4週間までの投与とする。投与開始2週後を目安として効果を確認し、症状の改善傾向が認められない場合には、酸逆流以外の原因が考えられるため他の適切な治療への変更を考慮すること。
ヘリコバクター・ピロリ除菌:7日間
ネシーナ本剤投与中は、血糖を定期的に検査するとともに、経過を十分に観察し、本剤を2〜3ヵ月投与しても効果が不十分な場合には、より適切と考えられる治療への変更を考慮すること。
ネリプロクト坐剤・軟膏本剤での治療は対症療法であるため,概ね1週間を目処として使用し,その後の継続投与については,臨床効果及び副作用の程度を考慮しながら慎重に行うこと.
ノイロトロピン帯状疱疹後神経痛に対しては、4週間で効果の認められない場合は漫然と投薬を続けないよう注意すること。
ノルスパンテープ本剤貼付開始後4週間を経過してもなお期待する効果が得られない場合は、他の適切な治療への変更を検討すること。
ノルレボ性交後72時間以内に1回
ハーボニー12週間
バクシダール腸チフス、パラチフス:14日間
バクトロバン鼻腔用軟膏使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、必要な最小限の期間(3日間程度)の投与にとどめ、漫然と長期にわたり投与しないこと。
パナルジン投与開始後2ヵ月間は、原則として1回2週間分を処方すること。
パリエット胃潰瘍、吻合部潰瘍:8週間まで
十二指腸潰瘍:6週間まで
逆流性食道炎(維持療法を除く):8週間まで。プロトンポンプインヒビターによる治療で効果不十分な場合、さらに8週間経口投与することができる。
ヘリコバクター・ピロリ除菌:7日間
非びらん性胃食道逆流症:4週間まで(10㎎のみ)
バリキササイトメガロウイルス感染症:初期治療について、21日間を超える本剤投与の有効性及び安全性に関する情報は得られていないので、21日間を超える投与は、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合のみに限ること。
臓器移植(造血幹細胞移植を除く)におけるサイトメガロウイルス感染症の発症抑制:移植後早期より投与を開始し、腎移植患者では200日まで、腎臓以外の臓器移植患者では100日までの投与を目安とすること。
バルトレックス単純疱疹:本剤を5日間使用し、改善の兆しが見られないか、あるいは悪化する場合には、他の治療に切り替えること。
帯状疱疹:本剤を7日間使用し、改善の兆しが見られないか、あるいは悪化する場合には、他の治療に切り替えること。
水痘: 成人においては本剤を5~7日間、小児においては本剤を5日間使用し、改善の兆しが見られないか、あるいは悪化する場合には、他の治療に切り替えること。
性器ヘルペスの再発抑制:本剤を1年間投与後、投与継続の必要性について検討することが推奨される。
バンコマイシン眼軟膏本剤の投与期間は、14日間以内を目安とすること。
ビブラマイシンクラミジア感染症に対する本剤の投与期間は原則として14日間とし、必要に応じ更に投与期間を延長する。
ビルトリシド肝吸虫症,肺吸虫症:2日間
横川吸虫症:1日
ファムビル単純疱疹:本剤を5日間使用し、改善の兆しが見られないか、あるいは悪化する場合には、他の治療に切り替えること。
帯状疱疹:本剤を7日間使用し、改善の兆しが見られないか、あるいは悪化する場合には、他の治療に切り替えること。
再発性の単純疱疹の場合は、通常、成人にはファムシクロビルとして1回1000mgを2回経口投与することもできる。臨床試験において、2回目の投与は、初回投与後12時間後(許容範囲として6~18時間後)に投与された。
フィブラストスプレー本剤を約4週間投与しても潰瘍の大きさ(面積、深さ)又は症状(肉芽形成、肉芽の色調、表皮形成等)の改善傾向が認められない場合は外科的療法等を考慮すること
フェブリクがん化学療法に伴う高尿酸血症:本剤は、がん化学療法開始1~2日前から投与を開始すること。臨床症状及び血中尿酸値をモニタリングしながら、化学療法開始5日目まで投与すること。なお、患者の状態に応じて、投与期間を適宜延長すること。
フォシーガ本剤を3ヵ月投与しても効果が不十分な場合、より適切と考えられる治療を考慮すること。
ブライアン最初5〜7日間服用し、その後3〜7日間の休薬期をおきこれを1クールとし、必要あれば、これを繰り返し行う。
フラジール感染性腸炎:10~14日間
トリコモナス症(腟トリコモナスによる感染症):10日間
アメーバ赤痢:10日間
ヘリコバクター・ピロリ感染症:7日間
細菌性腟症:7日間
ランブル鞭毛虫感染症:5~7日間
フラジール膣錠トリコモナス腟炎:10〜14日間
細菌性腟症:7〜10日間
プラノバール機能性子宮出血:1日1錠を7〜10日間連続投与する。
月経困難症、月経周期異常(稀発月経、頻発月経)、過多月経、子宮内膜症、卵巣機能不全:1日1錠を月経周期第5日より約3週間連続投与する。
プリマキン14日間
ブレーザベス本剤の有用性を6ヵ月ごとに評価し、投与継続の可否を慎重に検討すること。少なくとも本剤投与開始1年後には、投与の継続について再評価すること。有用性が認められない場合には投与中止を考慮し、漫然と投与しないこと。
ブレディニン本剤は遅効性であり、通常、効果発現まで2〜4カ月間の継続投与が必要である。ただし、6カ月間継続投与しても効果があらわれない場合には、投与を中止すること。
プレバイミス移植後100日目までを目安とすること。
プログラフ潰瘍性大腸炎:2週間投与しても臨床症状の改善が認められない場合は、投与を中止すること。
ループス腎炎:本剤を2カ月以上継続投与しても、尿蛋白などの腎炎臨床所見及び免疫学的所見で効果があらわれない場合には、投与を中止するか、他の治療法に変更することが望ましい。
プロスタール投与期間は16週間を基準とし、期待する効果が得られない場合には、以後漫然と投与を継続しないこと。
プロトピック軟膏・小児用軟膏皮疹の増悪期には角質層のバリア機能が低下し、血中濃度が高くなる可能性があるので、本剤の使用にもかかわらず2週間以内に皮疹の改善が認められない場合には使用を中止すること。
フロリードゲル本剤の投与期間は原則として14日間とする。なお、本剤を7日間投与しても症状の改善がみられない場合には本剤の投与を中止し、他の適切な療法に切り替えること。
フロリード膣坐剤一般に6日間投与で真菌学的効果(一次効果)及び自・他覚症状の改善が得られるが、菌の再出現防止のためには14日間投与することが望ましい。
ベイスン本剤を2~3ヵ月投与しても食後血糖に対する効果が不十分な場合(静脈血漿で食後血糖2時間値が200mg/dL以下にコントロールできないなど)には、より適切と考えられる治療への変更を考慮すること。
ベサノイド本剤を16週間投与して寛解に到達しない場合には、投与を中止すること。
ベストロン耳鼻科用・点眼用本剤の使用にあたっては、4週間の投与を目安とし、その後の継続投与については漫然と投与しないよう、慎重に行うこと。
ベセルナクリーム尖圭コンジローマ:本剤の使用期間は原則として16週間までとすること。
日光角化症:4週間塗布後、4週間休薬し、病変が消失した場合は終了とし、効果不十分の場合はさらに4週間塗布する。4週間休薬後に効果不十分のため4週間の追加塗布及び経過観察を行った後にも効果が認められない場合は、さらなる本剤の塗布は行わずに他の適切な治療に切り替えること。
ペルサンチン尿蛋白減少を目的とする場合には、投薬開始後4週間を目標として投薬し、尿蛋白量の測定を行い、以後の投薬継続の可否を検討する。
ヘルミチンS坐剤長期連続投与を避け、やむを得ない場合には原則として1ヵ月に20日程度(1週間に5日以内)の投与にとどめること。
ホクナリンテープ用法・用量通り正しく使用しても効果が認められない場合(目安は1~2週間程度)は、本剤が適当でないと考えられるので、使用を中止すること。
ホスレノール2週間で効果が認められない場合には、他の適切な治療法に切り替えること。
ボノサップ7日間
ボノピオン7日間
ポマリスト通常、成人にはポマリドミドとして1日1回4mgを21日間連日経口投与した後、7日間休薬する。
ボンアルファハイ軟膏・ローション本剤は、通常、投与後6週目までに効果が認められているので、治療にあたっては経過を十分に観察し、症状の改善がみられない場合には、使用を中止すること。
ボンゾール子宮内膜症:約4カ月間連続経口投与
乳腺症:4~6週間連続経口投与
マヴィレットセログループ1(ジェノタイプ1)又はセログループ2(ジェノタイプ2)のC型慢性肝炎の場合:投与期間は8週間とする.なお,C型慢性肝炎に対する前治療歴に応じて投与期間は12週間とすることができる.
セログループ1(ジェノタイプ1)又はセログループ2(ジェノタイプ2)のC型代償性肝硬変の場合:投与期間は12週間とする.
セログループ1(ジェノタイプ1)又はセログループ2(ジェノタイプ2)のいずれにも該当しないC型慢性肝炎又はC型代償性肝硬変の場合:投与期間は12週間とする.
マラロン治療:3日間
予防:マラリア流行地域到着24〜48時間前より開始し、流行地域滞在中及び流行地域を離れた後7日間
マリゼブ本剤を3ヵ月投与しても効果が不十分な場合、より適切と考えられる治療への変更を考慮すること。
ミティキュアダニ舌下錠本剤を1年以上投与しても治療効果が得られなかった患者に対しては、それ以降の本剤投与の継続を慎重に判断すること。
ミニリンメルト投与開始後8週から12週を目安に、症状の改善が認められない場合は、本剤の投与中止を考慮すること。
ムルレプタ7日間
メキシチール2週間投与しても効果が認められない場合には、投与を中止すること。
メキニスト術後補助療法の場合には、投与期間は12ヵ月間までとする。
メソトレキセート白血病:1週間に3〜6日
絨毛性疾患:1クールを5日間とし、休薬期間は通常、7〜12日間。前回の投与によって副作用があらわれた場合は、副作用が消失するまで休薬する。
メタルカプターゼ本剤は遅効性であるので(通常、効果は4週間以上投与後より発現する)、本剤の効果が得られるまでは、従来より投与している消炎鎮痛剤等は継続して併用することが望ましい。ただし、本剤を6ヵ月間継続投与しても効果があらわれない場合には、投与を中止すること。(50mg 、100mg)
メトアナ配合錠本剤を2~3カ月投与しても効果が不十分な場合には、より適切と考えられる治療への変更を考慮すること。
メトグルコ投与する場合には、少量より開始し、血糖値、尿糖等を定期的に検査し、薬剤の効果を確かめ、本剤を3~4ヵ月投与しても効果が不十分な場合には、速やかに他の治療法への切り替えを行うこと。
メファキン本剤を予防に用いる場合には、副作用に留意し、投与期間は原則として12週間までとし、その後の継続投与については、副作用の発現等に留意し、定期的に検査を実施する等慎重に行うこと。
メベンダゾール3日間
ラパリムスゲル治療開始12週以内に症状の改善が認められない場合には本剤の必要性を検討し、漫然と投与を継続しないこと。
ラベキュア7日間
ラベファイン7日間
ランプレンハンセン病(多菌型):投与期間は最低2年とし、可能であれば皮膚塗抹陰性になるまで投与すること。
ハンセン病(らい性結節性紅斑):投与期間は3ヵ月以内とする。
リアメット初回投与後8時間、その後は朝夕1日2回2日間(計6回)
リアルダ1日4,800mgを投与する場合は、投与開始8週間を目安に有効性を評価し、漫然と継続しないこと。
リウマトレックス1週間に2日間投与し、残りの5日間は休薬
リフキシマ国内臨床試験において、本剤の12週間を超える使用経験はないため、12週間を超えて投与する際はその必要性を慎重に判断すること。
リベルサス投与する場合には、血糖、尿糖を定期的に検査し、薬剤の効果を確かめ、3~4ヵ月間投与して効果が不十分な場合には、より適切と考えられる治療への変更を考慮すること。
リマチル本剤を6カ月間継続投与しても効果があらわれない場合には投与を中止すること。
リレンザ治療:5日間
予防:10日間
リンコシン投与患者に対し、投与中又は投与後2〜3週間までに腹痛、頻回な下痢があらわれた場合には服用を中止し、直ちに医師に通知するよう注意すること。
ルセフィ本剤投与中は、血糖値等を定期的に検査し、薬剤の効果を確かめ、3ヵ月投与しても効果が不十分な場合には、より適切な治療法への変更を考慮すること。
レクタブル注腸フォーム本剤投与中は患者の病態を十分観察し、投与開始6週間を目安に本剤の必要性を検討し、漫然と投与を継続しないこと。
レグテクト本剤の投与期間は原則として24週間とすること。治療上の有益性が認められる場合にのみ投与期間を延長できるが、定期的に本剤の投与継続の要否について検討し、本剤を漫然と投与しないこと。
レブラミド21日間連日経口投与した後、7日間休薬
レベトールペグインターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え)又はインターフェロン ベータとの併用によるC型慢性肝炎におけるウイルス血症の改善(セログループ1[ジェノタイプⅠ(1a)又はⅡ(1b)]で血中HCV RNA量が高値の患者):通常の投与期間は48週間である。なお、24週間以上の投与で効果が認められない場合、投与の中止を考慮すること。
ペグインターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え)との併用によるC型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善:通常48週間、24週間以上の投与で効果が認められない場合、投与中止を考慮。
ソホスブビルとの併用でセログループ2(ジェノタイプ2)のC型慢性肝炎又はC型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善:12週間
ソホスブビルとの併用でセログループ1(ジェノタイプ1)又はセログループ2(ジェノタイプ2)のいずれにも該当しないC型慢性肝炎又はC型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善:24週間
ソホスブビル・ベルパタスビル配合剤との併用による、前治療歴を有するC型慢性肝炎又はC型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善:24週間
レボレード慢性特発性血小板減少性紫斑病:本剤を1日50mg、4週間投与しても血小板数が増加せず、臨床的に問題となる出血傾向の改善が認められない場合には、本剤の投与中止を考慮すること。
再生不良性貧血(抗胸腺細胞免疫グロブリンで未治療の患者に投与する場合):本剤を26週間投与しても血球数の改善が認められない場合には本剤の投与を中止すること。
再生不良性貧血(既存治療で効果不十分な患者に投与する場合):本剤を16週間投与しても血球数の改善が認められない場合には本剤の投与を中止すること。
レミニール1日8mg投与は有効用量ではなく、消化器系副作用の発現を抑える目的なので、原則として4週間を超えて使用しないこと。
レルミナエストロゲン低下作用に基づく骨塩量の低下がみられることがあるので、6ヵ月を超える投与は原則として行わないこと(6ヵ月を超える投与の安全性は確立していない)。なお、やむを得ず長期にわたる投与や再投与が必要な場合には、可能な限り骨塩量の検査を行い慎重に投与すること。
ロルカム手術後、外傷後及び抜歯後の消炎・鎮痛:投与期間は3日までを限度とする。
ワントラム慢性疼痛患者において、本剤投与開始後4週間を経過してもなお期待する効果が得られない場合は、他の適切な治療への変更を検討すること。

これらの文言から実際に疑義照会すべきか否かについては、前述したように薬剤師の自己責任ということになります。が、個別指導では指摘される可能性が高いので、「甘んじて医療費の返還に応じよう」と受け入れるのであればいいですが、薬歴には何らかの記載が必要でしょう。
そのためには覚えておく必要があります。

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勉強ってつまらないなぁ。楽しみながら勉強できるクイズ形式の勉強法とかがあればなぁ。

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6 件のコメント

  • 匿名 のコメント
         

    力ではないです。MTパッチが発売何年後に長期処方ができるようになったかご存知?

  • yakuzai のコメント
         

    コメントありがとうございます。
    普通に1年後かと思っていたのですが、違ったのでしょうか?

  • 匿名 のコメント
         

    2011年11月11日、フェントステープ2mgを28日分処方してもらいました。
    今までは14日分処方だったのですが、11月から何か変わったのでしょうか。

  • yakuzai のコメント
         

    んーわからないです。
    上にある記事では2012年度からという記載なので、来年の4月までは14日分しか処方できないはずです。
    医師も薬剤師も勘違いしているとか、知らないとか。

  • 和泉恭平 のコメント
         

    日本農村医学会雑誌19巻4号(昭和46年11月発行)の中に、
    秋田県由利組合総合病院和泉昇次郎発表の「農村における脳卒中」の論文に「近くの医療機関に行っても3日分の薬しか貰えない」(36頁)と書いてあります。
    直近の平成28年4月1日現在の処方日数の基本は30日分となっております(厚生省保険局確認)。
    昭和46年と平成28年を比較すると医療行政の進展振りが伺えます。
    ついては、昭和46年から平成28年までの処方日数が増加してきた経過を教えていただけないでしょうか。
    また、どこでその資料を調べればわかるか教えてください。

  • 匿名 のコメント
         

    ホリゾン散1%を14日分飲むとどうなるか

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yakuzaic
yakuzaic/著
2023年09月14日発売

プロフィール

yakuzaic
名前:yakuzaic
職業:薬剤師
出身大学:ケツメイシと同じ
生息地:雪国
座右の銘:習うより慣れろ。学ぶより真似ろ。
SNS:X(旧ツイッター)
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