更新日:2015年10月22日.全記事数:3,087件

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

記事

朝のこわばりは関節リウマチ?


スポンサードリンク

朝のこわばり

関節リウマチの特徴的な症状に、「朝のこわばり」というのがあります。
私も朝は体がだるい。
なんかこわばる感じがする。
それとは違うのだろう。
「朝のこわばり」とは、起床後すぐに関節を動かしたときに違和感や抵抗があることをいう。
これは長時間関節を動かさないでいる間に関節を構成する様々な組織の滑りが悪くなり、可動性が低下した状態で、全身の関節に起き得るが、特に手指の関節は細かい動きをするために、こわばりを強く感じる。
健常人でも手に負担のかかる作業をした翌朝などに起きることもあるが、通常は手指を動かしていれば、すぐに消失する。
リウマチ患者の場合は、「朝のこわばり」が毎日、それも30分~1時間も続くのが特徴で、時間が長いほど疾患の活動性が高いと考えられている。

関節リウマチの初期症状

関節リウマチの初期には、起床直後に手がこわばって物を握ることが困難となり、朝食の準備ができない、シャツのボタンが留められないといった不自由さに悩まされることになる。
こうした症状を、文字通り「朝のこわばり」と呼び、1時間以上続くようであれば関節リウマチまたは他のリウマチ性疾患の可能性が高い。
関節リウマチは早期診断・治療がきわめて重要であり、このような症状を自覚した段階でリウマチ専門医の受診を勧めることが望まれる。
朝のこわばりのような初期症状を放置すると、慢性炎症が進んで関節痛が手指や足指から次第に手首、肘、膝など大きな関節に広がっていく。
その痛みは関節を動かすと増強することから、患者は日常生活動作(ADL)の低下を余儀なくされる。
また、慢性炎症のため、発熱や全身倦怠感、疲れやすいといった症状を伴うことも少なくない。
さらに慢性炎症が進行すると、滑膜が増殖してさまざまな関節を破壊する物質を作り、その結果として軟骨が消失し、骨と骨がじかに接した強直という状態になり、患者はもはや痛みを感じなくなるかわりに関節を動かすことさえできなくなることもある。

スポンサードリンク

コメントを書く

カテゴリ

プロフィール

IMG_0670
名前:yakuzaic
職業:管理薬剤師
出身大学:ケツメイシと同じ
勤務地:さくらんぼ県
好きな言葉:「三流の自覚持って社会人失格の自覚持ってプロの仕事しましょう」
follow us in feedly

リンク

薬剤師向けリンク集
薬剤師必携書籍
添付文書(PMDA)

人気の記事

最新の記事

検索

にほんブログ村 病気ブログ 薬・薬剤師へ

スポンサードリンク