更新日:2015年10月22日.全記事数:3,169件.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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チョコレートは体に良い?


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チョコレートは健康食品か

ついに“効能表示”が可能に! チョコレートは健康食品か(ダイヤモンド・オンライン) – goo ニュース

 トクホではないが、ついにチョコレート製品のパッケージにも“効能表示”がつくようだ。といってもEUでの話。スイスに本拠地を置く世界最大のチョコレート製品企業バリーカレボー社が常々主張してきた「ココア・フラバノール(ポリフェノール)」の血管拡張作用が欧州食品安全性諮問機関に支持されたため。同社では正式認可を待って、チョコレート/ココア製品に効能表示をする予定らしい。

 2000年以降に報告されてきたチョコレートの効能効果をざっと並べると、「血圧低下」や「血液サラサラ」あたりから始まって、この数年は「心不全リスクの低下」や「脳卒中リスクの低下」など循環器疾患の予防効果が言われるようになってきた。有効成分は前述のココア・フラバノールで、血管内腔の内皮細胞を弛緩させて拡げる作用がある。結果的に血流がよくなり、血圧が下がるというわけ。このほか、赤ワインには及ばないが抗酸化物質のレスベラトロールも含有している。

 複数の研究を総合的に解析した結果では、ダークチョコレート摂取が最も多い人は、ほとんど摂取しない人と比較して心疾患発症リスクが37%、脳血管疾患では発症リスクが29%減少していた。この6月に英国の総合医学誌「BMJ」に報告されたオーストラリアの論文では、メタボリック症候群の人が取り得る最も安上がりな循環器疾患の予防手段として、1日100グラムのダークチョコレートを食べることをあげている。

 とはいえ、チョコレートは高カロリー食の代表格。脂質も糖質もがっつり含有されている。大量に食べれば栄養バランスを崩し、よい作用も水の泡になりかねない。また、血管拡張作用が裏目に出て片頭痛を誘発する危険性もある。多くの研究者はチョコレートの効能効果を認めつつ、「チョコレート頼みの疾患予防」には懐疑的だ。やはり、地道な健康管理のご褒美に一齧りするくらいがちょうどよいかもしれない。

 それにチョコレートが「健康食品」というのも何だか無粋な話。古今東西を問わず、チョコレートは愛の媚薬なのだから。

小さい頃と比べて、チョコレートを食べることに対する罪悪感は無くなったかも。

チョコレートが体に良い、という情報が氾濫するにつれて。

バレンタイン後には、毎日チョコ生活が続くから、そのときにまたこの記事を読もう。

チョコレートと結腸がん

チョコレートに結腸がんの予防効果、スペイン研究 国際ニュース AFPBB News

【1月31日 Relaxnews】チョコレートの効用は、とろけるような甘さを楽しむことだけではなかった。その原料のカカオに結腸がんなどの腸疾患予防に効果があるとする論文を、スペインの研究チームが24日、発表した。腸病理学に関連した研究としては初めての研究だという。

 研究チームは、カカオ含有率が12%の餌を8週間、ラットに与えた後、がんの誘発要因を加える実験を行った。その結果、カカオを多く含む餌を摂取していたラットは、結腸がんの兆候である異常陰窩巣の形成が大幅に低下していた。陰窩(いんか)とは、直腸や結腸の内壁表面に見られる管状の腺で、正常に機能しているときは常に腸の内壁を再生し粘液を生産する。

 また、抗酸化機能も高まり、発がん性物質による酸化損傷が減少していた。こうした実験結果から研究チームは、体内で腫瘍を発生させる細胞増殖に関連した細胞シグナルの伝達経路をカカオが遮断し、体の防御システムとして機能しうると結論付けた。カカオを多く摂取する食生活は老化細胞や不健康な細胞が自然死する「アポトーシス(機能的細胞死)」を促し、新細胞が生じる余地を作る効果があることも突き止めた。これが、がんの進行を防ぐ「化学予防メカニズム」になるという。

カカオが良いのですね。

あんまり甘くないチョコレートだと体にも良いかな。

そろそろバレンタインデー。

たくさんもらえると良いな。

チョコレートで心臓病予防?

チョコレートが心臓病のリスク軽減につながる可能性=調査 世界のこぼれ話 Reuters

[パリ 29日 ロイター] 欧州心臓病学会(ESC)で29日発表された新たな調査で、チョコレートの摂取により、心臓疾患の発症リスクが3分の1減少する可能性があることが分かった。ただ、チョコレートの食べすぎには気をつける必要があるとしている。
 特に血管系に良いとされる成分「フラバノール」を含むダークチョコレートなど、チョコレートの摂取による健康効果については近年複数の研究が発表されている。
 英ケンブリッジ大学のオスカー・フランコ氏とその調査チームは、チョコレートの摂取と心臓血管病に対するその健康効果との関連性を調べるため、計10万人を対象にこれまで実施された7件の研究結果を分析した。今回発表の調査は英医師会誌(BMJ)の電子版に掲載されている。
 それによると、7件中5件の研究でチョコレートの健康効果が示されたが、残り2件では示されなかった。総合的な結果では、チョコレートの消費水準が最も高い状態と最も低い状態を比べた場合、消費水準の高いほうが、心臓血管病のリスクが37%、心臓発作のリスクが29%低かったという。
 フランコ氏によると、7件の研究をまとめた今回の調査は完全なものではなく、ダークチョコレートとミルクチョコレートの区別をつけていないほか、健康効果がチョコレートの摂取だけによるものなのか、他の要素が関係しているのかを調べるには一段の調査が必要だという。
 フランコ氏は、チョコレートが心臓に良いようだということは分かったが、脂肪と糖分の多い「菓子」の持つ不健康さを考慮すると、健康効果は食べ過ぎによる悪影響で容易に打ち消される可能性があると警告。今回の調査に関与していない英国心臓財団(BHF)のビクトリア・テイラー氏も、「心臓疾患のリスクを減らしたいと思うならば、チョコレートを1箱買うよりも数段良い方法がある」と述べた。

チョコレートが体に良いなんて言ったら、うちの奥さんは喜ぶばかりです。

「心臓疾患のリスクを減らしたいと思うならば、チョコレートを1箱買うよりも数段良い方法がある」

そりゃそうだ。

でも、嗜好品で健康になれればそんなに楽なことはない。

たまにはチョコレート食べるのも悪くないよ、と。

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