2018年10月21日更新.3,350記事.5,705,221文字.

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糖尿病で自動車事故?

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無罪でも賠償責任

意識障害で無罪判決の死亡事故、民事は賠償命令 アラカルトニュース yomiDr.-ヨミドクター(読売新聞)

 横浜市で2009年に死亡ひき逃げ事故を起こしたとして道交法違反(ひき逃げ)に問われ、無自覚性低血糖による意識障害を理由に横浜地裁で無罪判決を受けた同市の男性(47)に対し、死亡した男子高校生の遺族が約1億3300万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が7日、東京地裁であった。

 阿部潤裁判長は「血糖値の管理を怠った過失があった」として、男性に約6700万円の支払いを命じた。

 刑事責任能力が否定されても、運転時に低血糖に陥る危険性を予測し、回避する義務があることを明確に認定した判決で、同じ疾患のあるドライバーへの警鐘となりそうだ。

 判決によると、男性は1988年に糖尿病を発症し、インスリンを自分で注射するなどの治療を続けていた。09年9月、スポーツクラブから帰宅途中だった男性が軽乗用車を運転中、自転車に乗っていた高校3年臼井伶れいさんをはね、臼井さんは19日後に死亡した。

 横浜地裁での刑事裁判の判決は「低血糖によるもうろう状態に陥り、人とぶつかったという認識があったかは疑問が残る」と責任能力を否定し、無罪を言い渡した。検察側は控訴せず無罪が確定した。

(2013年3月8日 読売新聞)

無罪になったからといって安心できませんね。

糖尿病患者のみならず、眠気や意識障害のあるような薬を服用されている方は注意が必要。

加害者が「そういう副作用があることを知らなかった」とか言うと、薬剤師にも賠償責任が飛び火するのかな。

無罪

低血糖症で意識もうろう、ひき逃げ会社員に無罪 (読売新聞) – Yahoo!ニュース

 横浜市で2009年にひき逃げ事故を起こしたとして、道交法違反(ひき逃げ)に問われた同市の男性会社員の被告(46)の判決が21日、横浜地裁であった。

 久我泰博裁判長は「糖尿病による低血糖症でもうろう状態に陥っており、責任能力は認められない」として無罪(求刑・懲役1年)を言い渡した。

 男性は09年9月、横浜市中区の路上で軽乗用車を運転中、自転車で前を走っていた高校2年の男子生徒(当時17歳)をはね、約7キロ先の路上でパトカーに止められた。事故から19日後、男子生徒は死亡。横浜地検は道交法違反(ひき逃げ)で起訴した。

 男性は1988年、糖尿病を発症。インスリンを自分で注射するなどし、運転歴は20年以上だった。検察側は、男性は事故直後も安定走行をしており、「現実を認識する能力に問題はなかった」と主張していた。

道交法違反は無理だけど、自動車運転過失傷害で起訴できなかったのかな。

でも、糖尿病患者は運転しちゃダメ、ってなると色々と支障をきたすこともありそうだからなあ。

糖尿病でひき逃げ

糖尿病で意識もうろう、ひき逃げは不起訴 医療ニュース yomiDr.-ヨミドクター(読売新聞)

 新潟市で交通整理中の男性(当時63歳)が車にはねられ重傷を負ったひき逃げ事件で、新潟地検は、自動車運転過失傷害と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕、送検されていた新発田市新富町、元タクシー運転手渡辺吉夫容疑者(62)を自動車運転過失傷害罪でのみ起訴し、道交法違反については嫌疑不十分で不起訴とした。
 起訴は5日付。
 渡辺容疑者は昨年12月15日午前9時半過ぎ、同市中央区川岸町の市道で男性をはね、肋骨(ろっこつ)を折るなど全治2か月の重傷を負わせた疑いが持たれていた。
 渡辺容疑者は持病の糖尿病の影響で、意識がもうろうとしていたとみられ、逮捕後の県警の調べに対し、「事故当時の記憶がない」などと供述していた。地検は不起訴の理由を「人身事故を起こしたという認識が証拠上、認められなかった」としている。
(2012年1月8日 読売新聞)

自動車運転過失傷害罪でのみ起訴し、道交法違反については嫌疑不十分で不起訴とした。

自動車運転過失傷害罪ってのは、自動車の運転上必要な注意を怠っていたということ。

糖尿病で血糖降下薬を飲んでいたにもかかわらず、車を運転したこと自体がNGってことか。

道交法違反ってのは、ひき逃げ、救護義務違反ってことか。

ひいた記憶が無いってことでか。

だよなあ。

糖尿病で事故

糖尿病で事故、禁固3年…神奈川 医療ニュース yomiDr.-ヨミドクター(読売新聞)

 神奈川県横浜市旭区で2008年6月、乗用車を運転中に糖尿病の影響で意識障害を起こして操作不能になり、3人を死傷させたとして、自動車運転過失致死傷罪に問われた横浜市緑区三保町、会社員小坂孝志被告(56)の判決が16日、横浜地裁であった。
 成川洋司裁判官は「変調が低血糖状態の前兆であることは認識できており、記憶を喪失するまでの間に運転を中止することも可能だった」として禁固3年(求刑・禁固5年)を言い渡した。
 弁護側は「変調は自覚したが意識障害までは予測できなかった」などとして無罪を主張していた。判決では、被告が事故直後、医師に「低血糖の認識はあった」「車を追い越した」と説明したことなどから「事故時は、意識は完全には失われていなかった」と認定した。
 判決によると、小坂被告は08年6月8日午後6時40分頃、乗用車を運転中に糖尿病による低血糖状態の兆候を感じたが運転を続け、同市旭区上白根の交差点付近で、意識障害に陥りアクセルを踏んだままの状態となり、信号待ちの車や対向車に衝突。弾みで対向車が同区の会社員畑村宣孝さん(当時43歳)のオートバイに衝突し、自分の車も歩道を自転車で走っていた同区の警備員後藤勝也さん(同66歳)をはね、畑村さんと後藤さんを死亡させた。対向車の女性にも軽傷を負わせた。

糖尿病による低血糖状態、っていうのは糖尿病用薬による低血糖状態ということでしょうかね。

低血糖の兆候を感じたら車の運転は止めましょう。

糖尿病患者は自己管理できないダメ人間?

糖尿病の原因はさまざまなものが考えられますが、過食・美食や運動不足による肥満やストレスの増加や高齢化などが考えられます。

過食や運動不足、という原因から、糖尿病患者は自己管理できないダメ人間というイメージを持つ人もいるようで。

糖尿病は遺伝的な素質も関係していることがわかっているので、皆が皆、そういう人間というわけではない。

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