2018年12月10日更新.3,339記事.5,761,897文字.

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インターネット研修を受講しないとデュロテップ処方できない?

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デュロテップとインターネット研修

インターネット研修を受講しないと慢性疼痛に対するデュロテップの処方はできないことになっています。

添付文書の承認条件には以下のように書かれている。

慢性疼痛の診断、治療に精通した医師によってのみ処方・使用されるとともに、本剤のリスク等についても十分に管理・説明できる医師・医療機関・管理薬剤師のいる薬局のもとでのみ用いられ、それら薬局においては調剤前に当該医師・医療機関を確認した上で調剤がなされるよう、製造販売にあたって必要な措置を講じること。

ワンデュロパッチ、フェントステープ、ノルスパンテープの承認条件にも同様のことが書かれている。

しかし、インターネット研修未受講医師による処方が結構あるらしい。
うっかりミス。
病院の処方で、初回だけ確認書を確認して、担当医が代わったときにDo処方で流れるようなときとか、ありそうです。

でも薬局側で、癌性疼痛か慢性疼痛か確認するのって難しそう。

デュロテップと確認書

慢性疼痛にデュロテップパッチが処方されている場合には、患者さんに医師から確認書が渡されているはずで、その確認書を確認しなければ調剤することができません。

しかし、癌性疼痛に処方されている場合には、確認書は必要ありません。

では、どうやって癌患者かどうかを確認するのか。患者さんに直接「癌ですか?」と聞いてはいけません。

デュロテップ以外に抗癌剤が処方されている、他の麻薬からの切り替え等、処方内容からわかれば、それでいいらしい。

今般の承認事項一部変更承認による効能範囲の拡大により、今後、麻薬を適正に管理する上で、本剤の使用目的を明確にする必要がある。かかる観点から、病院・診療所・薬局において、慢性疼痛の目的で本剤を払い出す際、また、転院等の理由で患者が携行した本剤を施設内で再利用する際には、麻薬帳簿の備考欄に、「○慢」などと記載することにより、慢性疼痛の目的での受け払いであることを明確にすること。デュロテップMTパッチ(慢性疼痛)確認書を用いた流通管理体制について

麻薬帳簿の備考欄に、「○慢」などと記載。

知らなかった。

デュロテップMTパッチ処方を受け付けた際にはお気をつけて。

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