2015年10月22日木曜更新.3,289記事.5,378,270文字.

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汚い文字が医療ミスの原因?

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汚い文字は医療ミスの原因に

【9月16日 AFP】医師の手書き文字は読みにくいことで知られているが、インド西部マハラシュトラ(Maharashtra)州では医師団体がこうした悪筆を懸念し、筆跡に対する意識を高めて致命的な医療ミスを防ぐ活動に乗り出した。

 活動を統括している非営利医療組織メッドスケープ・インディア(Medscape India)によると、同州の医師100人余りは先週の会合で、悪筆が最も深刻な問題の1つであることを突き止めた。

 同組織の会長を務めるスニア・ドゥーベ(Sunita Dube)医師は声明で、「医師が手書きした処方箋の読みにくさが原因で(患者が)亡くなる事例が、インド国内外で驚くほど増えている」と指摘した。

 ドゥーベ医師は同州保健当局者に書簡を送り、処方箋を判読できない薬局が小さな町や村を中心に多い実態を説明したところ、政府の支援で筆跡改善活動を展開できるようになった。同医師によると、処方箋の読み違いで「誤った薬が患者に調剤され、死亡もしくは生命に危険が及ぶ症状につながる事例が多い」という。

 メッドスケープ・インディアは医師がすぐ参照できる手引書を作成するとともに、手早く読みやすい文字を書く簡単なテクニックを伝える小規模のワークショップを開催する計画。同医師は「命を救えるようにするためには正確な調剤が必要」として、医師らにアルファベットの大文字で(処方箋を)手書きし、薬剤の参考書で綴りを確認するよう促している。

 同医師は、綺麗な文字を書くことにより、訴訟も防げるとコメント。「(悪筆に絡んだ)ジョークをよく聞きますが、冗談は別にして、わたしたちはこの問題に真摯(しんし)に取り組んでいます」と語った。汚い文字は医療ミスの原因に、インド医師団体が改善活動 国際ニュース AFPBB News

日本でも、最近では手書きの処方せんは減りましたが、以前は読めない処方せんが多かった。

ドイツ語とか入り混じってたりして。

海外でも同じなんですね。

でも、時間外とか休日だと、パソコンの電源切っているから、手書きの処方せんで来ることがあります。

それで不備とかあって、問い合わせしても、医師が電話に出なかったり。
困るよね。

つたわるフォント

エスタブリッシュ医薬品の新製品のパッケージやラベルには、ユニバーサルデザインフォント仕様の「つたわるフォント」※を採用しました。これは、医療用医薬品として初の試みです。
「つたわるフォント」は、ユニバーサルデザインの発想に基づき、誤認を防ぐこと、可読性を高めることを目的に開発された書体です。類似した文字や数字と判別しやすいことから誤認防止が期待できるほか、低視力状態や低コントラスト状態(明るい部分と暗い部分との明暗の差があまりない状態)でも高速で読めることから可読性の向上も期待できます。医療安全を考慮したファイザー独自ラベル・パッケージ|エスタブリッシュ医薬品の後発医薬品に関するサイト|PfizerPRO

この前、ファイザーの勉強会でこの「つたわるフォント」の説明をしていました。

 読みやすさを重視した活字書体が相次いで開発され、商品パッケージなどの印刷文字として採用されている。1文字ごとに点と線の形やすき間の空け方など、誤読を防ぐ工夫を施しているのが特徴。高齢化が進み、読みやすい文字が一層求められているようだ。
標識やリモコン、まごつかない
 博報堂と慶応大教授の中野泰志さんらは2年前、「つたわるフォント」を共同開発した。フォントとはパソコンなどで使う書体データ。読み間違いや入力ミスを防ぐことが目的で作られた書体だ。「9」と「q」や、「5」と「6」など似た数字やアルファベットを判別しやすい形にした。「る」や「む」の輪の部分も大きく読みやすくしている。
 この書体は昨年、キリンビバレッジの飲料「生茶」のラベル表示に採用された。NTTドコモの商品パンフレットにも今年から使われている。2年間で採用した企業は約70社にのぼる。
 読みやすさを重視して開発された書体は「ユニバーサルデザイン(UD)フォント」と呼ばれ、各社が開発に力を入れている。フォント開発会社のイワタとパナソニックは共同で「読みやすさとデザイン性にこだわった」というUDフォントを2006年に開発。例えば「3」「S」は形の違いをはっきりさせ、濁点、半濁点のすき間も確保。パナソニック製品の操作表示は現在、この書体を使っている。
 読みやすい書体が求められる背景には、高齢化で文字が見えにくい人が増えている一方で、製品の多機能・小型化で表示が小さくなっているという実情がある。正確な食品表示が求められる食品メーカーも同様で、カゴメは「原材料や栄養成分など多くの事項を限られたスペースに表示する必要があり、読みやすいフォントを採用した」と説明。三菱東京UFJ銀行も高齢者に配慮して、「今年度末までに窓口に置く申込書の8割を読みやすい文字にしたい」。
 書体の変更は小さな文字だけではない。NEXCO東日本、中日本、西日本の高速道路会社3社(旧日本道路公団)は、40年以上にわたって案内標識で使ってきた独特なデザインの書体を、切り替えることに決めた。
 新たに採用した和文書体は「ヒラギノ」という大日本スクリーン製造のフォント。文字の線の端が少し末広がりで、部首もやや大きめにして強調。「高速道路を走行中、一瞬見ただけでも判別しやすい」と評価された。昨年末から、新設する標識に使っている。
 従来の書体は「公団文字」と呼ばれ、文字枠いっぱいに漢字を変形させるデザインで、画数が多い漢字の線やハネを簡略化することもあった。「公団文字を惜しむ声もあるが、判読しやすさをより重視し、高齢者にも外国人観光客にもわかりやすい標識にしたい」とNEXCO東日本の広報担当者は話している。
(2011年11月9日 読売新聞)活字体 読みやすく進化 いきいき快適生活 yomiDr.-ヨミドクター(読売新聞)

確かに読みやすい。

ブログに使いたいな。

でも、こういうフォントにも著作権があるんですね。

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