更新日:2015年10月22日.全記事数:3,092件

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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排痰補助装置ってどんな機械?


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排痰補助装置

排痰補助装置なるものがあるらしい。

商品名はカフアシスト。

普通の人は痰が出せない苦しさ、というのを感じることはありませんが、ALSの人など筋力の低下した方は、痰が出せないということは肺炎にもつながり命に危険が及びます。

カフアシストの仕組みは、マスクから発せられる陽圧の空気によって肺が膨らまされた後、瞬間的に(0.1秒くらい)陰圧の吸引に変わり、咳のように肺から空気を素早く引き出してくれます。

痰を自動で吸引してくれる機械?

たん自動持続吸引システム開発 ALS患者の負担軽減 – NetNihonkai-日本海新聞

 全身の筋力が低下する神経系の難病、筋委縮性側索硬化症(ALS)患者の在宅療養の介護負担を軽減しようと、大分市の医師グループが、たんの自動持続吸引システムを開発した。気管切開して人工呼吸器を装着すると、たんがたまりやすくなるが、このシステムだと吸引の苦痛が和らぐという。同様にたん吸引が必要な脳血管疾患などでも利用可能で、山陰の患者や夜間介護に当たる家族にとっても朗報だ。
 日本ALS協会島根県支部副支部長の谷田人司さん(49)=松江市=はのどを切開し、チューブ(気管カニューレ)をつないで人工呼吸している。気道に流れ落ちた唾液や鼻の分泌物がたまり、常に息苦しさを感じていた。
 谷田さんは昨年12月から、自動持続吸引システムを鳥取、島根両県で初めて使用。たんの吸引は1日20回から3回程度に激減した。「呼吸が楽でALSであることを忘れるくらい。肺のすっきり感が違う」と喜ぶ。吸引で就寝を妨げられることはなく、動作音も気にならないという。
 これまで吸引は主に家族やヘルパーが行っていた。切開部に細い管を入れ、吸引器でたんを吸い上げると、谷田さんは口をぐっとかみしめる。「刺激があって痛い。反射で舌をかむ」と痛々しい表情。管が気道に触れると出血する恐れもある。
 自動持続吸引システムのカニューレには吸引用の枝分かれがあり、たんが肺に落ちる前に常時吸い上げる仕組み。気管の粘膜に接しておらず、患者に刺激を与えることはない。
 開発した大分協和病院の山本真院長(56)は「特に夜中のたん吸引で苦しんでいる方に役立つ」と話す。同病院は約20年前からALS患者の在宅療養を支援。夜中にも起きて吸引しないといけない家族の疲労を目の当たりにし、1999年から約10年がかりで薬事承認にこぎ着けた。
 人工呼吸器による換気を妨げないよう、ごく微量を吸い続ける設定にたどり着くまで苦労したという。使用に当たっては、人工呼吸器とうまく同調するか確認が必要。主治医への相談を呼び掛けている。

これは介護者が楽になりそう。

常に吸引するって、気道がカラッカラになりそうですが、そんなことは無いのかな。

ごく微量を吸い続ける設定。

人工呼吸器の仕組みについても自分はよくわかっていないのですが、色んな機械が開発されるものですね。

でも、ALSみたいに自分のことが何もできなくなった人と、その介護者のことを想像すると、地獄絵図です。

育児には希望がありますが、介護は、死を待ち望む虚しさしか自分には見えません。

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