更新日:2015年10月22日.全記事数:3,169件.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

記事

末梢性めまいと中枢性めまいの見分け方は?


スポンサーリンク

末梢性めまいと中枢性めまい

めまいは、耳からくるめまい「末梢性めまい」と頭(脳)からくるめまい「中枢性めまい」と大きく二つに別かれます。

末梢性めまいの原因は、メニエール病、突発性難聴、内耳炎、頭位変換性めまいなど。

中枢性めまいの原因は、聴神経腫瘍、小脳の障害、頭部外傷、脳出血、脳梗塞など。

それらの見分け方。

めまい外来|順天堂大学医学部 【脳神経内科】

例えば、「末梢性めまい」では、しばしば、左右いずれか病巣側内耳から対側方向に流れるような眼振(水平回旋混合性眼振)が多く認められます。
先程の「良性発作性頭位性めまい症」では、首を回す動作でぐるぐる回るような眼振(回旋性眼振)が観察されます。
一方、左を注視させると左方向に、また右を注視させると右方向に眼振が認められる(注視眼振)場合や、上下方向にみられ眼振(垂直性眼振)が認められる場合は「中枢性めまい」が疑われます。
また、先程のメニエール病では、発作時には病巣側内耳に向かう眼振が、そして慢性期になると反対方向の健常側内耳に向かう眼振が観察されることから、症状の経過を的確に把握することにとても役立ちます。

身体の平衡を保持するには、目や耳、筋肉・皮膚・関節から得た位置などの情報が脳に送られ、脳がその情報を整理・統合しなくてはならない。

このネットワークのどこかに障害があり、異常な情報が脳に送られる、または情報を処理する脳幹や小脳が正常に機能しなくなることなどによって、めまいが生じる。

障害のある部位によって、末梢性めまい(内耳や内耳と脳をつなぐ前庭神経に障害がある)と中枢性めまい(脳に障害がある)に大別できる。

疫学的には末梢性めまいが80%、中枢性めまいが15%と、内耳に原因があるケースが圧倒的に多い。

末梢性めまいには「良性発作性頭位めまい症」や「メニエール病」などがあり、中でも良性発作性頭位めまい症の頻度が高いといわれる。

中枢性めまいには脳出血や脳梗塞などがある。

そのほか、血圧異常や心疾患、心因的な要因などでもめまいは生じる。

スポンサーリンク

コメントを書く

カテゴリ

プロフィール

IMG_0670
名前:yakuzaic
職業:管理薬剤師
出身大学:ケツメイシと同じ
勤務地:さくらんぼ県
好きな言葉:「三流の自覚持って社会人失格の自覚持ってプロの仕事しましょう」
follow us in feedly

人気の記事

最新の記事

資料

検索

にほんブログ村 病気ブログ 薬・薬剤師へ

スポンサーリンク