更新日:2016年12月21日.全記事数:3,169件.

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ドグマチールとパーロデルの併用?


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ドグマチールとパーロデルの併用?

ドグマチールはドパミンD2受容体遮断薬、パーロデルはドパミンD2受容体刺激薬。

反対の作用を持つ薬です。

ドグマチールの副作用で生理不順が起こったときにパーロデルが処方されることもあるそうな。

パーロデルの血液脳関門通過性は約8%と低く、低用量であれば中枢性の作用は出にくいことが推測されます。

高プロラクチン血症に使用する程度の量であれば、ドグマチールの中枢作用に影響を及ぼさずに、副作用を軽減させることも無理ではありません。

実際に、精神疾患でスルピリド1日300mgの使用により、生理不順、乳汁分泌がみられた例にパーロデル1日5mgを併用したところ、副作用症状の消失がみられ、精神疾患には悪化がみられなかった例などが報告されています。

ドグマチールで無月経?

Q:ドグマチール(スルピリド)を服用している患者が月経不順(無月経)になったというが?

A:スルピリドの抗ドパミン作用により乳汁分泌ホルモンのプロラクチン放出が促進され,高プロラクチン血症となるため,排卵障害により月経異常を起こすことがある。質疑応答 2008年11月

産後におっぱいを出すために、ドグマチールを処方したりもします。

抗精神病薬には抗ドパミン作用があるので、いずれも月経異常を起こす可能性があるが、ドグマチールによる月経異常が多い気がするのは処方頻度の問題か。

ドグマチールによる月経異常は、元に戻るのに4日~6ヵ月かかるため、月経異常が出現次第処方変更が望ましい。
月経異常の副作用は用量依存性ではない。

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