更新日:2015年10月22日.全記事数:3,169件.

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妊娠中に栄養ドリンク飲んじゃダメ?


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妊婦と栄養ドリンク

毎日何本も飲むのではなく、用法・用量どおりに飲むのであれば大丈夫です。

バランスのよい食事をしていればビタミンや栄養不足になることはほとんどありません。
しかし、滋養強壮や虚弱体質の改善、病中病後の栄養補給の目的で飲む場合、妊娠2〜3ヶ月の絶対過敏期を避けることで、より安心できます。

ドリンク成分のなかで、特にビタミンAの過剰摂取は、胎児に悪い影響があるといわれており、注意が必要です。
しかし、一般に薬局や小売店で売られているドリンク剤でビタミンAを含有する製品はほとんどありません。

ドリンク剤は、1本あたり平均100㌔㌍あり、何本も飲むとカロリーの摂りすぎになります。
市販のドリンク剤のなかで妊娠中に服用すると問題があると思われる成分としては、カフェインが考えられますが、普通は1本につき50mg程度の量です。

コーヒー1杯ほどの量なので、あまり心配する必要もありませんが、多量に摂取すると、吸収されたカフェインの一部が血液・胎盤関門を通過し、胎児の心拍数を増加させる可能性があります。

妊娠中に積極的に摂ったほうがよい栄養素として、鉄分、カルシウム、ビタミンD、ビタミンB6などがあり、これらを含有したノンカフェインタイプのドリンク剤を選択するのが適切です。

ドリンク剤のなかにはアルコール分がごく微量含まれているものが多く、アルコールに弱い方や妊婦、子どもには悪影響を与えることがあります(アルコール分が1%以上だと酒類となります。

参考書籍:調剤と情報2012.8

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