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めまいの原因は水分のとりすぎ?
公開. 更新. 投稿者:めまい/難聴/耳鳴り. タグ:めまい. 閲覧数:776回
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水毒とめまい
漢方医学的にめまいのことを水毒症といいます。
水毒症とは、体の中の水の流れが滞ってしまったような状態です。
水はからだにとって必要なものですが、過ぎたるは及ばざるがごとし。
水分のとりすぎに注意しましょう。
頭が痛いのは水分のとりすぎ?
漢方の世界では頭痛の原因を「水毒」といって、水分の代謝が悪いことととらえています。
頭痛に使われる主な漢方薬には「川きゅう茶調散」「釣藤散」「呉茱萸湯」などがあります。
水毒とは、漢方医学において、人体に水分が溜まり、排出されないことによって起こるとされる諸々の症状のこと。
冷え・めまい・頭痛・アトピー・鼻炎・喘息・疲労感・頭重感・むくみなどは水毒による症状であることがある。
原因として水分の摂りすぎや運動不足で水分が排出されないことが挙げられる。
特に日本の気候では大気中の湿度が高いため、体内の水分が排出されにくい環境であるといわれている。
水滞(水毒)
水滞とは、体液の偏在が起こった状態をいい、正常であれば水分のたまらない所に余計な水分がたまり各所に異常を来すことである。
また水の変調は、気や血の変調と絡みあって起こることが多い。
自覚症状としては身体沈重感や拍動性頭痛、頭重感、眩暈、眩暈感、立ちくらみ、車酔い、水様性鼻汁、唾液分泌過多、泡沫状喀痰、悪心を伴う嘔吐、朝のこわばり、浮腫、尿量異常、膣水症などがみられ、他覚所見として浮腫や舌腫大、心下振水音、腸蠕動亢進などが観察される。
水滞の治療には茯苓や朮、猪苓などを含有する処方が用いられる。
参考書籍:2011.12
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