更新日:2016年12月31日.全記事数:3,117件.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

記事

子宮内膜症にロイコトリエン拮抗薬?


スポンサードリンク

子宮内膜症とロイコトリエン拮抗薬

子宮内膜症による疼痛の改善に、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)では無効のことがある。

子宮内膜症の炎症の発症や進行にはロイコトリエンが関与していることから、ロイコトリエン受容体拮抗薬であるモンテルカストナトリウムが、適応外で使用されることがある。

子宮内膜症の痛みはロイコトリエンが原因

子宮内膜症は、本来は子宮内腔内にのみ存在する子宮内膜細胞が骨盤腔にのみ存在する子宮内膜細胞が骨盤腔などで増殖し、疼痛などを生じる疾患。

病変から産生されるプロスタグランジン(PG)が、平滑筋収縮などを介して疼痛を起こすとされ、PG合成酵素阻害作用を持つ非ステロイド抗炎症剤(NSAIDs)が疼痛の緩和に用いられる。

だが、患者の10~30%はNSAIDsが無効である。

NSAIDsが効きにくい患者では必ずしも月経血中のPG濃度が高値ではなく、その一方で、月経痛の強い患者の子宮内膜においてはロイコトリエン(LT)の増加が認められる。

子宮内膜症を免疫学的な慢性炎症性疾患としてとらえると、PGと同じアラキドン酸由来の炎症性メディエーターであるLTが疼痛に関与している可能性があり、LT受容体拮抗剤が症状を改善し得ると考えられる。

参考書籍:日経DI2008.8

スポンサードリンク

コメントを書く

カテゴリ

プロフィール

IMG_0670
名前:yakuzaic
職業:管理薬剤師
出身大学:ケツメイシと同じ
勤務地:さくらんぼ県
好きな言葉:「三流の自覚持って社会人失格の自覚持ってプロの仕事しましょう」
follow us in feedly

人気の記事

最新の記事

ランダム記事

検索

にほんブログ村 病気ブログ 薬・薬剤師へ

お気に入りリンク

添付文書(PMDA)
Mindsガイドラインライブラリ
健康食品の安全性・有効性情報
管理薬剤師.com
DIオンライン