更新日:2015年11月17日.全記事数:3,169件.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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プラビックスは食後服用?


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プラビックスは空腹時を避ける?

プラビックスの用法は、

「通常、成人には、クロピドグレルとして75mgを1日1回経口投与するが、年齢、体重、症状によりクロピドグレルとして50mgを1日1回経口投与する。」

となっています。

しかし、使用上の注意に、

「空腹時の投与は避けることが望ましい(国内臨床試験において絶食投与時に消化器症状がみられている)。」

と書かれています。

寝る前、とかの用法でも可能ですが望ましくない。

作用機序的に、NSAIDs潰瘍みたいな胃腸障害というわけでも無さそう。
アスピリンの場合は、胃腸障害予防にタケプロンなどのPPIが併用されますが、プラビックスとCYP2C19で代謝を受けるPPIとの併用でプラビックスの効果減弱とかあるし、さほどリスクが無いのであれば、PPIは併用したくない。タケプロンとプラビックスの併用は問題無さそうですけど。
でも結局プラビックスとアスピリンが併用されることが多いので、PPIも併用されます。

気持ち悪くなるようだったら、食後のほうがいいよ、という程度のものだと思いますが。
結局、食後で処方されることが多いので、問題になることは少ないですけどね。
ちなみに、同様の機序をもつチエノピリジン系抗血小板薬のチクロピジン(パナルジン)の用法は、「食後」となっている。

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