更新日:2015年10月22日.全記事数:3,191件.

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走ると脇腹が痛くなるのはなぜ?


マラソンなど激しい運動をしている時に起こることが多い脇腹痛。
考えられる原因は多くあるが、3つ取り上げる。

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①胃腸への血流が減少し、痙攣を起こす。

運動中の脇腹痛の70%は食後1時間以内に運動を始めた場合に起こっている。
なぜなら、食後には胃腸が通常より多くの血液を必要とするが、食後に激しい運動をすると筋肉に血液が優先して送られ、胃腸に酸素不足が生じ、胃腸の痙攣を起こしやすくなるからです。
さらに胃の内容物が多い場合には胃腸が下方に牽引され、局所的な痛みも引きおこされる。

②胃や腸にガスが溜まり、圧迫刺激が生じる。

走る振動により腹部内の腸管全体が大きく揺れ、胃や大腸左湾曲部にガスが溜まりやすくなる。
そのため胃腸に横隔膜が押し上げられる、大腸が膨らみ腸管内壁が圧迫刺激されるなどして痛みが生じる。

③横隔膜が痙攣する

激しい運動では呼吸量が著しく多くなるため、胸郭内の肺が膨らみ、横隔膜を押し上げる。
一方で、走る際に足を持ち上げる時、腹筋が緊張して横隔膜を押し上げる。
こうした上下からの圧迫により横隔膜への血行が悪くなり、酸素が十分に補給されないため横隔膜の筋肉痙攣が生じる。
運動を始めて間もない人に多く見られる。
これら以外にも、脾臓の収縮による痛みや肝臓痛などが考えられており、脇腹が痛くなる原因は明らかではありません。
しかし、運動中の脇腹の痛みの多くは食後1時間以内に現れることから、食後の運動は控えることが予防につながると言えるでしょう。

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