2018年12月12日更新.3,341記事.5,764,910文字.

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リチウムの血中濃度測定はしていない?リチウム中毒

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半数で血中濃度測定せず

そう病治療薬、中毒の恐れ=半数で血中濃度測定せず―厚労省など注意呼び掛け (時事通信) – Yahoo!ニュース

 そう病や双極性障害(そううつ病)の治療に広く使われる炭酸リチウムについて、医薬品医療機器総合機構(PMDA)が調査したところ、患者に処方された2309例のうち52%の1200例で、一度も血液中のリチウム濃度測定が行われていない可能性があることが分かった。
 適正な濃度が保たれないと、リチウム中毒に陥る可能性があり、PMDAは薬の量を決めるまでは週に1回、その後も2~3カ月に1回をめどに血中濃度を測るよう呼び掛けている。
 PMDAは、日本医療データセンターから提供を受けた2005年1月~10年12月の診療報酬明細書を調査。炭酸リチウムの薬が処方された1200例で、血液検査の記録がなかった。
 中毒の初期症状は、発熱、おう吐、錯乱など。食事や水分量が不足すると起きやすく、他の薬が影響することもある。
 PMDAによると、双極性障害の40代の男性は1年2カ月投薬を受けた後、歯痛のため非ステロイド性の鎮痛剤を併用した際にふらつきが始まり、リチウム中毒となって入院した。
 厚生労働省の担当者は「血中の濃度測定は薬事法上の義務はないが、薬の添付文書で検査するよう書いてある」と説明。「適切に測定し、調整してもらえればリチウム中毒は予防できる。医師は注意を守ってほしい」としている。

うーん。

精神病患者に限らず、採血をしなきゃならないってのは敷居が高いな。

ジプレキサとかセロクエルとか飲んでる患者さんについては、血糖測定も含めて、採血したほうが良いんだろうけど。

おとなしい患者さんなら良いけど、そう病患者だとなかなかそうはいかないか。

リチウム中毒は正常域でも発現

リーマスの副作用で気を付けるリチウム中毒。

リチウム中毒の対処法と迅速な血中濃度測定法

一般的なリチウム血中濃度治療域0.6~1.2mEq/L範囲内でも中毒症状をきたしている患者がいる。

血中濃度が正常域でも、中毒症状を呈していれば、減量した方が良いのかも知れません。

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コメント

  1. 血中濃度が治療域でもリチウム中毒が発症しました。
    さらにたちの悪いことに、後遺症として残りました。
    現在は、脳神経内科の治療を受けています。

    イサク:2011/5/1

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