2019年1月18日更新.3,353記事.5,845,776文字.

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ファムビルとバルトレックスの違いは?

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ファムビルとバルトレックスの違いは?

バルトレックスとファムビルの用法・用量は、ともに1日6錠を分3、7日間服用で、活性代謝物が抗ウイルス作用を示すメカニズムにも大きな差はない。

そして臨床試験でも、服用開始から、病変部位が完全痂皮化した人が50%に達するまでの日数はともに7日で、差は認められなかった。

つまり治療効果もほぼ同等である。

ファムビルとバルトレックスの最大の違いは錠剤の大きさである。

ファムビルの錠剤の直径は10.1mmと小さいのに対し、バルトレックスの錠剤は長径18.5mmと大きく、割線も入っていない。

ただし、バルトレックスは錠剤のほかに顆粒剤が販売されている。

 ファムビルバルトレックス
一般名ファムシクロビルバラシクロビル
適応症単純疱疹、帯状疱疹単純疱疹、帯状疱疹、性器ヘルペスの再発抑制、水痘
用法用量単純疱疹:通常、成人にはファムシクロビルとして1回250mgを1日3回経口投与する。
帯状疱疹:通常、成人にはファムシクロビルとして1回500mgを1日3回経口投与する。
単純疱疹:通常、成人にはバラシクロビルとして1回500mgを1日2回経口投与する。
帯状疱疹:通常、成人にはバラシクロビルとして1回1000mgを1日3回経口投与する。
性器ヘルペスの再発抑制:通常、成人にはバラシクロビルとして1回500mgを1日1回経口投与する。なお、HIV感染症の成人(CD4リンパ球数100/mm3以上)にはバラシクロビルとして1回500mgを1日2回経口投与する。
水痘:通常、成人および体重40kg以上の小児にはバラシクロビルとして1回1000mgを1日3回経口投与する。

ファムビルの特徴は?

プロドラッグ。

生物学的利用率が高い。

感染細胞内での三リン酸化体の半減期が9.1時間。

バルトレックス

バラシクロビル塩酸塩(バルトレックス)は、アシクロビル(ゾビラックス)にバリンをエステル結合させたプロドラッグである。
主に肝臓で代謝を受けて消化管から吸収される。
その作用機序は、体内にあるウイルスを不活化させるわけではなく、増殖を抑制する方向に働き、ウイルスの核酸合成、増殖、ウイルス粒子産生を阻害する。
皮疹発症後、72時間以内に服用を開始することが望ましい。
バラシクロビルの「用法および用量に関連する使用上の注意」には、腎機能に関する記載がある。
同薬は主に腎臓で排泄されるため、腎機能に応じて、投与間隔の調整、もしくは減量が必要となる。

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