更新日:2016年12月23日.全記事数:3,171件.

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ワーファリンは怖い薬?


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ワーファリンは怖い?

脳卒中データバンクのデータによると、抗凝固療法が必要な患者さんのうち、きちんと抗凝固療法が行われていた方はわずか10%で、55%は抗血栓療法をまったく受けていませんでした。

その最大の理由は、ワルファリンの治療域が非常に狭く、投与量が多すぎると大出血を起こす可能性があるためです。

特に、非専門医が最も恐れるのは頭蓋内出血で、実際、ワルファリン投与中に大出血を経験した医師は、その後の処方率がほぼ半分に低下するという調査結果があります。

そこで、抗血小板薬を投与したり、ワルファリンを投与していても予防効果のない用量が投与されているケースが多いのです。

ワーファリンの維持量は?

ワルファリンはすでに50年以上の歴史をもっていますが、至適投与量の個人差が大きく、日本人の1日平均維持量は3mgですが、1mg以下の人も、10mg以上の人もいます。

また、効果発現が遅いため、至適投与量を決定するまでに時間がかかり、安定期に入ってもワルファリンの血中濃度を至適治療域に維持するには、定期的にプロトロンビン時間測定やトロンボテスト等を行わなければなりません。

この薬の適量は人種によって差が大きく、米国人は1日に10~15mg投与されますが、日本人は1~10mgです。また、同じ人種でも人によって適量が異なります。ワーファリン代謝 BIV-deCODEme

患者さんの中にも10mg以上の用量を飲んでいる人がいますが、日本人ばなれしているのですね。

ワーファリンの特徴は?

経口抗凝固薬。

ビタミンK作用に拮抗し、肝臓におけるビタミンK依存性血液凝固因子の生合成を抑制。

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