更新日:2015年10月22日.全記事数:3,117件.

調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。

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診察なしで薬だけもらえる?


診察なしで薬だけもらっている、という患者さんは結構います。
以前勤めていた薬局で、医者が不在のハズなのに処方箋だけ出てる、ということもありましたが、そこまで行くと指導が入ります。

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無診察治療

いつも同じ薬を飲んでいる人だと、診察無しで薬だけ処方されるケースがあります。
しかし、療担第12条に無診察治療等の禁止について書かれています。
医師が自ら診察を行わずに治療、投薬( 処方せんの交付) 、診断書の作成等を行うことについては、保険診療の必要性について医師の判断が的確に行われているとはいえず、保険診療としては認められるものではない。なお、無診察治療については、保険診療上不適切であるのみならず、医師法違反( 「医師は、自ら診察しないで治療をしてはならない」( 第20条) ) に当たるものであり、また、倫理的にも医療安全の観点からも極めて不適切な行為であることは言うまでもない。
法律上は違法です。

外来管理加算

外来加算の5分ルール撤廃 「お薬受診」は対象外に – 47NEWS(よんななニュース)

 2010年度診療報酬改定で厚生労働相の諮問機関、中央社会保険医療協議会(中医協)は10日、再診料に上乗せする外来管理加算(520円)について、医師が診察や説明に5分以上かけるとの要件の撤廃を正式に決めた。その代わり、詳細な問診抜きで従来と同じ薬を処方する「お薬受診」は加算の対象外とする。
 「5分ルール」の撤廃は民主党の09年政策集に明記。「患者に丁寧に説明するのに5分程度は必要」として前回の08年度改定で導入されたが、医療現場から「診療行為を時間だけで判断するのは問題」と批判が相次いでいた。
 ただ、5分ルールを外すと同加算に要する財源が膨れ上がるため、望ましくないお薬受診を対象から除外。これにより、病院勤務医の待遇改善につながる中小病院の再診料について、600円から690円に引き上げる財源が確保できた。
 外来管理加算は、診察のほか、医師が病状や療養上の注意などを説明し、患者の不安や疑問を解消することに対し支払われる。処置や検査を行わない場合が対象で、内科での算定が多いという。

お薬受診を対象から除外、ってどうするのでしょうか。
そもそも診察もせずに薬だけ渡す行為は公には認められていないハズ。
全ての患者に外来管理加算が算定されていたとしても、正しいかどうか判断するのは審査時には無理なのではないかと。
となると、今回からレセプト並みの領収書を発行するように仕掛けて、患者サイドから「薬もらっただけなのに高い」と声を上げてもらうことを期待しているのでしょうか。

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職業:管理薬剤師
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