更新日:2017年1月2日.全記事数:3,117件.

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胃潰瘍の原因はストレス?


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ストレスと胃潰瘍

ストレスで胃が痛くなるのはなぜか?

ストレスは網様系・視床下部に働き、その結果、迷走神経が刺激されて胃液の分泌が促進されます。
また、ガストリンの分泌も促進されるので、胃液の分泌はさらに亢進します。
それに加え、ストレスは胃粘膜の防御因子、つまり胃粘膜表面の粘液分泌や血流を減少させます。

ストレス→後部視床下部からコリン作動性・アドレナリン作動性の神経ホルモンの放出→脳下垂体前葉からACTH(副腎皮質刺激ホルモン)の分泌促進→副腎皮質ホルモンの放出→胃粘膜組織の抵抗性減少

胃潰瘍の原因の1つとしてストレスが考えられます。

無症状の胃潰瘍?

胃潰瘍の症状は多様で、特異的な症状に乏しいことが知られています。
空腹時・夜間の心窩部痛が半数にみられます。
食欲不振、腹部膨満感、胸焼け、悪心、食後の心窩部痛は3割強にみられる比較的多い症状です。
しかし、まったく無症状のこともあり、特に高齢者でその頻度の高いことが知られています。
一方、胃潰瘍が治癒しなくても、半数例で症状が消失するため、症状による診断には注意を要します。

消化性潰瘍

胃潰瘍・十二指腸潰瘍とはヘリコバクター・ピロリの感染や非ステロイド系消炎鎮痛薬(NSAIDs)の投与により、胃粘膜・十二指腸の粘膜防御機構が破綻し、胃内腔に存在する塩酸(HCl)が粘膜組織内に拡散して、ペプシンとともに組織を自己消化により発症するので、病因論の立場から消化性潰瘍とも呼ばれてきた。

しかしながら、近年の研究の進歩により、胃潰瘍、十二指腸潰瘍の発症には、塩酸、ペプシンよりもH.pylori感染やNSAIDsの方が重要であることが明らかになり、消化性潰瘍という疾患名は次第に使われなくなりつつある。

その代わりにH.pylori潰瘍、NSAIDs潰瘍という新しい病因論に基づいた呼称が普及しつつある。

わが国におけるH.pylori潰瘍とNSAIDs潰瘍の比率は、現在3:1であり、欧米諸国と比較してH.pylori潰瘍の比率が高いのが特徴である。

しかしながら、最近ではH.pylori潰瘍は減少傾向にあるのに対し、NSAIDs潰瘍はは、増加傾向にある。

もう1つの特徴は、わが国では海外と比較して、胃潰瘍の比率が十二指腸潰瘍よりも高いことがあげられる。

日本人に胃潰瘍が多い真の理由は不明であるが、最近ではわが国でも十二指腸潰瘍の比率が増加しつつある。

ピーナッツと胃潰瘍

夏目漱石はピーナッツの食べ過ぎで胃潰瘍になって死んだ、という話。

ピーナッツを食べ過ぎると胃潰瘍になる、という話は聞いたことありませんが。

酒は飲めなかったが、胃弱であるにもかかわらずビーフステーキや中華料理などの脂っこい食事を好んだ。大の甘党で、療養中には当時貴重品だったアイスクリームを欲しがり周囲を困らせたこともある。当時出回り始めたジャムもお気に入りで、毎日のように舐め、医師に止められるほどだったという。
byウィキペディア

とにかく何か食べて無いと気が済まない人だったようで。

脂っこいものやピーナッツは消化に悪いから。

精神的な要因も大きいでしょう。

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